march forward.
りりかの独り言。

2005年09月27日(火) ハルのこと。1。

8月も終わりの土曜日。

子供たちは夏休み最後の土日月は実家に行くことになっていて。

私はいつも通り土曜日は仕事で。

子供たちだけ、電車で行った。

その日は実家近くで花火大会があり。

子供たちは楽しみにしていたんだけど。

出かけていた妹が、帰ってくるのが遅くなり。

それを待っていた子供たちは、結局花火は半分くらいしか見れなかった、と言っていた。


ハルは、休みになって、遊びに来てくれて。

久しぶりに六本木ヒルズに行こうか、なんて話しになって。

車の中で、そう言えば、子供たちが花火を見にいったんだけど・・・みたいな話になり。

妹が遅刻してきて、とかの話をした。


ハルは。

「子供たちが可哀想だ」

と言い。

「りりかの親や兄弟が、パパ(元旦那)に嫌われる理由が分かるよ。常識が無いもん。結局遅刻とかをプライベートでするやつって、仕事にも遅刻するし、社会を甘く見てるんだよな」

なんて言った。

その時は、会っているのに言い合いになるのも嫌で。

私は嫌な気持ちにはなったけど、流すことにした。



翌日の日曜の夜、ハルは帰り。

その後、私は栄と会った。(栄との事はまた後日)



私は携帯を家においてきてしまい。

「今日は携帯鳴らないな」くらいにしか思っていなかった。

ハルは何度もメールと電話をして来てくれていたそうで。

栄と会うとは言ってなかったから。

なんかあったのかな、今夜は一人のはずだから、と心配してくれていた。

だから、帰宅したのが23時過ぎで。

その時テーブルに置きっぱなしだった携帯を見て、初めてびっくりした。

慌ててメールをしたら酔っ払ったハルから電話が来て。

「何してたんだよ」

って言われて、私は「友達と会っていた」とか嘘をついた。

「俺がいつでも連絡が取れるようにしてくれなきゃ、心配するじゃん」

って怒られて。

反省もしたけど、何か違うかな、と思う私もいた。

大体、付き合っているわけじゃないんだから。



その後、りりかの親が、どうとかこうとか、また始まって。

酔っ払ったときのハルは、とにかく手に負えない。

だから、普段ならスルーするんだけど。

やっぱり、あんなんでも、私の親と兄弟だし。

悪く言われるのは、よい気分じゃなかった。

どんどん、イライラして来るのが、自分でもよく分かった。

それで、もうハルの暴言を止めようと思い。

「でも、あんなんでも、私を生んでくれた親なんだよ」

と言うと。

「生むだけなら、動物だって出来るんだよ」

と、言われて、私は切れた。

たぶん、ハルとは山ほど喧嘩をしてきたけど。

ここまで私が切れたことは無い。

正直、何を言ったかは、腹が立ちすぎて覚えてないけど。

最後は電話を切った。


そのまま、二日間、メールも電話も来なかった。


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