朝日歌壇鑑賞会【今週の作品】
@∀@)今週も電波ゆんゆん、朝日の基地外歌壇

(朝日川柳や他紙の歌壇も取り上げることがあります)

2004年04月28日(水) 【臨時企画】無知な週刊朝日&渡辺みどり、皇后様の和歌を曲解!

 朝日歌壇の話題ではありませんが、朝日が短歌がらみで問題を起こしたのでUPしておきます。



2004年(平成16年)4月28日
皇后さまの和歌で申し入れ 宮内庁、週刊朝日に
 週刊朝日(4月30日号)に掲載された皇后さまの和歌の解釈をめぐり、宮内庁の佐藤正宏侍従は27日までに「曲解としか言いようがなく、看過できない」と、同誌に善処を申し入れた。
 問題となったのは、皇后さまが皇太子妃時代の1963年に詠んだ「白珠(しらたま)はくさぐさの色秘むる中さやにしたもつ海原(うなばら)のいろ」という和歌。
 週刊朝日は、皇室ジャーナリスト渡辺みどり氏の解釈として「さやにしたもつ」の部分を「さやに」と「したもつ」に読み分け、それぞれ「はっきりと」「上と下で色が違うこと」だとした。
 その上で歌の全体的な意味を「貴い方のお心のうちは、海原の色のように、その時々によって変化し、理解するのは難しい」と解説。皇后さまの香淳皇后に対する「誰にも言えない嫁の本音を歌に託したのではないか」とした。
 しかし佐藤侍従によると、この部分は「さやにし」「たもつ」と読み分けるべきで、「真珠がさまざまな色を秘めながら、その奥に清(さや)かに海の色をとどめている」というのが本来の歌の意だという。



 問題の歌は、昭和38年皇后陛下御誕辰御兼題「珠」。
  (香淳皇后の誕生日に詠まれた歌。皇后陛下御歌集『瀬音』15pより)

 白珠(しらたま)はくさぐさの色秘むる中さやにしたもつ海原のいろ

 白珠(真珠)は、「くさぐさの(種々の=さまざまな)」色を秘めている中に、清らかな(はっきりした)海の色を保っている、という歌意です。

 問題の「さやにしたもつ」の部分は、「さやに(清に=きよらかに)」に、強意の助詞「し」をつけて、 「たもつ(保つ)」と続いているのです。
 なぜ「し」を入れているかと言うと、
 屬気笋法廚魘調する。
◆屬気笋砲燭發帖廚世6音で字足らずになってしまうから 「し」を入れて語調を整える。
「さやにたもてる」や「さやかにたもつ」でも意味は通じるし7音になるが、「さやにしたもつ」の方が「“さ”やに」と「し」のs音が重なってスッキリした爽やかな語感になる。
 ・・・などの理由と思われます。
 要するに渡辺みどりと週刊朝日は、この強意の助詞「し」が分からなかったのです。

 ※強意の助詞「し」を使った和歌の例(いずれも有名な和歌です)。

 >名におはば逢坂山のさねかづら人にしられでくるよしもがな
  (三條右大臣 百人一首25番)
 >家にあれば笥(け)に盛る飯を草枕旅にあれば椎の葉に盛る
  (有間皇子 万葉集)


 「したもつ」などという言葉は意味を成しませんし、歌の意味も取れません。おーい、どうやったら「上と下で色が違うこと」なんていう解釈が出てくるんだ〜???
 だいたい、香淳皇后の誕生日に、
 >「貴い方のお心のうちは、海原の色のように、その時々によって
 >変化し、理解するのは難しい」と解説。皇后さまの香淳皇后に対する
 >「誰にも言えない嫁の本音を歌に託したのではないか」
 などという嫌味な意味をこめて歌を詠んで発表するわけないだろ! 美智子さまはそんなヒネくれた鬼嫁だったというのでしょうか? 
 これは明らかに、(-@∀@)による曲解・・・と言うよりは捏造とでもいうべきものであり、皇后陛下に対する誹謗中傷・名誉毀損です。

 渡辺みどりというと、いつもスットンキョな格好をして皇室ネタのコメンテーターとしてワイドショーに登場したりしてますね。
 文化女子大学教授なんていう肩書きも持っています。
 画像のあるページ。講義するのになんで帽子かぶってるんだ?

 渡辺みどりは、高校の古文レベルの知識すらない無教養な自称「皇室評論家」、ということが世間様に晒されてしまいました。あーら、恥ずかし〜い! こんな奴でも大学教授は務まるんですね〜!

ハハハ        _______           イキデキネーヨ
   ∧_∧  /皇室評論家のくせに  ハライテ-       ゲラゲラ
   ( ´∀`) <「し」も分からないんだと ∧_∧       〃´⌒ヽ       モウ カンベン
.  ( つ ⊂ )  \_______   (´∀` ,,)、      ( _ ;)        シテクダサイ
   .)  ) )   ○   ∧_∧      ,, へ,, へ⊂),     _(∨ ∨ )_     ∧_∧ ○,
  (__)_)  ⊂ ´⌒つ´∀`)つ    (_(__)_丿      し ̄ ̄し     ⊂(´∀`⊂ ⌒ヽつ
          タッテ ラレネーヨ


 しかし、朝日もこの程度のことがわからないようじゃ、自分とこの新聞で歌壇なんて偉そうにやってられないんじゃないですかね。いやそれより、「受験に強い朝日新聞」の看板とっとと下ろした方がいいんじゃないでしょうか。・・・あ、もしかして週刊朝日の記者って日本語の不自由な<`∀´丶>←?



(2005/8/15追記)
 このトンデモ解釈は、2004年4月に出版された渡辺みどり著『美智子さま 愛と感動の百人一首』(青春出版社)が初出のようです。出版して1年ちょっとしか経っていないのに、上記の如く内容に味噌がつけられたため早くも絶版(増刷中止?)となった情けない本です。Amazonのレビューも当然wwwなものとなっています。渡辺みどりは古文文法どころか、読んで字のごとくで間違えようがないはずの「百人一首」の意味すら分かっていなかったことが判明しました。

(2006/1/29追記)
 渡辺みどりは本当にトンデモ文化人のようです。2005年12月には著書『シャネル・スタイル』(文春文庫)の序文を産経新聞記事から盗用したことが判明、書店から著書を回収する騒ぎとなりました。この本のAmazonレビューもこれまたひどいことひどいこと・・・w。シャネルの話などそっちのけで、皇室ファッションだの自分が手がけた番組だのの無関係な話で頁を埋め尽くしたため、シャネルのことを知りたくて本を購入した善良な読者を激怒させたようです。


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asapykadan [MAIL]

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