あたろーの日記
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| 2006年01月07日(土) |
『博士の愛した数式』を読む。 |
旧暦12月8日。 今日もずっと布団の中。3連休で良かった。いつもの土日なら中途半端な回復のまま出社することになりそうだ。もうこうなったら、連休全部使って風邪を治すことに専念する。 布団の中で『博士の愛した数式』(小川洋子・新潮文庫)を読む。「第1回本屋大賞受賞」ということで、去年だったか一昨年だったかかなり話題になった本が文庫化。みんなが「良い」と褒めまくると逆に読む気が失せる天の邪鬼な私でありました。が、読んだ。で、良かった。面白くて一気に読んだ。・・・しかし、博士の愛した数式=オイラーの公式が、作品の中で未消化のままのような気がして、ちょっとひっかかった。読み手がいろいろ解釈すれば良いのだろうけれど、それにしてもやっぱり、数式が半端な役回りのまま、無理矢理感動のクライマックスに話が流れ込んでいくと感じるのは、私の読み方が浅いからだろうか。他に、読み手が自分の頭の中で組み立てて想像したいと思う場面を、書き手の文章が先回りして完成させてしまい、読んでいてしらける部分がいくつかある。けれども、全体的に、温かくて読後感は悪くない、と思った。 そんでは、本日も20時には布団に入りますです。
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