あたろーの日記
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2005年11月23日(水) お呼び出し。

 旧暦10月22日。
 昼過ぎにのんびりと銭湯に行き、熱い湯に浸かったあと、バスに乗って池袋まで。古書 往来座に行く。駅前でバスを降り、ジュンク堂の前を通り過ぎて、しばらく歩くと往来座。昔、池袋芸術劇場のほうにあった古本大學という古書店、かれこれ6?7?年位前まで、2ヶ月に1回の割合で覗いていたのですが、なくなったと思ったら、いつの間にか、往来座さんというお店でスタートされていたようで。ここで、『むこうだんばら亭』(乙川優三郎・新潮社)、『美を求める心』(岡部伊都子・講談社文芸文庫)を買う。両方とも、ここになければジュンク堂で新刊を買うつもりで来たので、なんと幸運な。欲しいと思っていた本が美本で半額になっている。ありがたいことです。乙川優三郎は、今一番好きな時代小説家。山本周五郎や藤沢周平、池波正太郎も大好きなのですが、いや、比べるなどとてもできない、みんな好きな作家なのですが、乙川優三郎の文章、世界、人物、どれもたまらなく好きです。岡部伊都子は最近、会社の本好きの方から教えてもらった随筆家。初めて読みます。
 それからジュンク堂に行き、『落語名人会 夢の勢揃い』(京須偕充)『随筆 本が崩れる』(草森紳一)(ともに文春新書)、『山頭火句集(二)』(春陽堂)を買った。山頭火の句集の(一)は、以前買って、折に触れぱらぱらページをめくっていたけれど、そろそろ(二)も欲しくなったので。冬が近づくと山頭火の句が身に染み込んでくる。
 ジュンク堂の店内放送で、「さきほど、1階レジにて、犬についての本をお探しでした○○さま・・・」と、お客さんの呼び出しをしていた。○○、の部分は、お客さんの名前です。わわわ。日本最大規模の本屋さんで、しかも、祝日のお客の多い日に、自分だったら恥ずかしいかも。。。と思っていたら、周りのお客もそう思ったらしく、「犬についての本をお探しの●●さまぁ」などとお互いの名前をあてはめて呼び合う男子諸君。などなど、ひとしきり売り場が盛り上がる。でもさ、犬で良かったですよね。
「枕絵についての本をお探しでした■■さま」
「タロット占いについての本をお探しでした■■さま」
「妖怪についての本をお探しでした■■さま」
「宇宙人についての本をお探しでした■■さま」
「瞑想についての本をお探しでした■■さま」
 ・・・。
 (註・上のいくつかは私も興味あり、読んだりします)
 あれだけ大きい書店だから、どこかの階に知り合いが1人くらいはいてもおかしくはない。山田さんや鈴木さんならいいが、ちょっとあまりない姓だと、「あれ?」と、その知り合いだって思うだろう。もしかして?と、呼び出された相手を見に1階のレジまで降りていく(ジュンク堂池袋店は、レジが1階に集中しているのです)ことだって、じゅうぶんあり得ますな。犬の本ならかわいいけど、そうじゃなかったらどうするの。
 と、お店の悪口言ってもしょうがない。きっと、今日のアナウンスした店員さん、あとで叱られちゃったかもしれないなあ。お客から苦情もあったりして。


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