あたろーの日記
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2005年04月25日(月) JRの事故。

 旧暦3月17日。
 JR福知山線の脱線事故の惨状に胸が痛む1日でした。54人もの方が亡くなり、負傷者は400人以上とのこと。亡くなられた方は本当にお気の毒としか言いようがない。いつもと同じ通勤通学の朝が、まさかあのような惨事となってしまうとは。マンションに帯が巻き付くように潰れているのが電車の車両だとは、信じられない光景に、ただただ恐怖を感じるばかりです。
 日付が替わろうとしているのに、まだ車両に残された生存者の方がいるとのこと。救出作業をする方も、それを待つ方も、どのようなご苦労をされていることか。どうか1人でも多く、無事に助け出されることを祈ります。

 それにしても、報道のあり方に疑問と憤りを感じました。遺体安置場所となっている体育館に向かう家族を、体育館の入り口で4〜5人のカメラマンが待ちかまえ、家族が入ってくるたびに容赦ないカメラのフラッシュを浴びせたり、遺体の確認を終えて出てきた家族にマイクを突きつけて、次々と無神経な質問を投げかけたり。「(息子さんの)遺体はどんな顔でしたか」「どんな言葉をかけましたか」「JRに怒りは感じますか」・・・取材する側の無神経さに呆れてしまう。そんなこと聞いてどうする?自分が逆の立場でそんな質問されたらどう思うか。まったく、遺族の心情を無視した、血も涙もない取材ではないか。
 もちろん、マスコミの取材があるからこそ、テレビや新聞から私も情報を得ることが出来るのですが、そこまでする必要があるのか?と疑問に思う取材も多いことは確かです。でも、事件や事故の被害者やその家族に対する取材は、取材される側の立場に立って、どこかが代表となって取材するくらいの配慮が欲しいと思いました。深い悲しみの中にあり、そっとしておいてあげるべき遺族に容赦なくフラッシュとカメラと無神経な言葉を投げつけている取材陣と、それをなんの疑問も持たず、他社に負けじと垂れ流し続けるテレビ局の無能さに、悲しくなってしまう。過去に凶悪事件の被害者遺族がマスコミの取材に対して自粛をお願いする声明を出したことは何度もあるのに、その経験がまったく活かされていないどころか無視されている。
 マスコミ人にもっと節度を持ってもらいたいです。

 事故で亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。


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