あたろーの日記
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| 2005年02月12日(土) |
「地球交響曲第五番」 |
旧暦1月4日。 表参道のウィメンズプラザ(青山ブックセンターと同じ建物)へ。Tokyo Professionals主催の映画「地球交響曲第五番」の上映会。ほぼ1年前にも同じ会場で、やはり「地球交響曲第四番」を、連れ立って行ったのはやはり同じ女性。彼女とは誕生日が同じなのです(自慢)。 Tokyopros.主催の上映会の前にはいつもKNOBさんによるディジュリドゥの演奏がある。5万年にすでに作られていたアボリジニの楽器。詳しくは2004年3月1日の日記をご覧いただければ幸いですm(_ _)m今、約1年前の自分の文章を読んで、恥ずかしくなった。あんなこと書いてたんだ・・・。あれから1年経ち、その間にも「地球交響曲第三番」も観たし、他にいろんなこと考えたり経験したり見聞きしたりして、自分自身も少しは変化しているはず。今、去年の日記読み返してみて、去年と同様龍村監督の講演も映画の後にあったけど、自分の受け取り方が変化しているような気がした。うまく言えないのだけど、去年より、自分の中にスッと監督の言葉が入ってくるような感じ。映画を観ていてもそれは同じで、2時間以上の映画がとても短く感じられた。もっとあの映像の中に浸っていたいという気持ち。 「地球交響曲第五番」は、染織家の石垣昭子、哲学者・物理学者・音楽家と様々な顔を持つアーヴィン・ラズロー博士、地球科学の研究者から産科医に転身した大野明子医師とそのもとで出産を迎えた龍村監督のお連れ合いの、インタビューやドキュメンタリーを軸に据え、これまでの第一〜四番に登場した人達の映像を回想と再録を編み込んで作られた。まだ観ていない方々のために、映画の内容についてあれこれ書くのは控えなければ。とにかく、とても良かったです。どこが良かったと言うと、このシリーズは、観る人それぞれに感じ方が異なるので一概にまとめてしまうことはできない、それくらい奥深い映画だと思います。特にシリーズ最新作である第五番は、911テロとイラク開戦を直視し、国家や民族、宗教を超えてどう互いに向き合っていくのか、という問題について、真摯に取り組んでいます。この映画の凄いところは、「逃げていない」ということでもあると思いました。 映画の後の龍村監督の講演、聴衆からの質疑応答も含めて2時間ほどでしたが、とても密度が濃く、時間があっという間に過ぎてしまいました。 この、第五番は、はじめ出演者がラズロー博士だけしか決まっていない段階で撮影開始したそうですが、ほぼ時を同じくして、シリーズこれまでの作品に登場した人達が次々と日本を訪れる、という偶然が重なり、初め資金も計画も何もない状態から、不思議なほど人が人を、機会が機会を呼んで、巧い具合に繋がり、完成に至った映画なのだそうです。映画作りを通してそういう経験をされた監督の言葉には揺り動かされるものが多かった。 「地球交響曲」という映画は、1度ならず2度でも何度でも観たい。何度観てもきっと新しい発見があるだろうし、何度でも観る人に新しい力を与えてくれる映画だと思う。また観に行きたい。
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