あたろーの日記
DiaryINDEXpastwill


2004年11月29日(月) 昔の知り合い。

 旧暦10月18日。
 今の居住地に引っ越して来てからもう何度も見かけているのですが、かれこれ10数年前の知り合いである女性を今夜も目撃。当時、個人的に親しく話したことはあまりなかったけれど、今、お互い顔を見合わせて記憶の糸をたぐれば、きっと、ああそういえばあなたとはあの時一緒だったわねえ、と、納得し合える程度には知り合いだったと思う。相手の方は私より何歳も年上で、化粧も全くしない、服装にも全くこだわらない、というのは当時から変わらず。なので私のほうは彼女を一目見て、過去の記憶がよみがえったのだけれど、彼女のほうは私の存在などすっかり忘れてしまっているだろう、私のほうから話しかけない限りは。
 しかし、彼女と私の自宅が近いのか、活動範囲がほぼ一致する。というのも、スーパー、銭湯、コインランドリーで週に最低2〜3回はお見かけするからです。じゃあ思い切って話しかけてみればいいのですが、それが出来ない。何故かって言うと、私が見かけるときの彼女はいつも、その日の仕事を終えて、一人になって、完璧気を抜いて「素」になってしまっているのですね。。夜9時頃スーパーに寄ると、彼女が総菜売り場で割り引きシールのついたお弁当をひとつひとつ手に取ってはじーっと眺め入っていたり、銭湯の脱衣所で素っ裸で背中ボリボリ掻きながら半ば恍惚の表情だったり・・・。ああ、こんな時に「お久しぶりです」なんて声掛けたらかえって悪いだろうなあ、と躊躇してしまう。で、私は気づかない振りをしているのです。うん、この先もその方がいいかも。私も「素」の自分出してアホ面で近所ほっつき歩いている時に、自分の「仕事顔」を知っている人にばったり出くわしたら、はっきり言ってうろたえるもんね。例えばスーパーで長ネギ一生懸命ひっくり返して立派なのを探してる時なんて、会社の人にあんまり見られたくないし。
 というわけで、彼女の穏やかな私生活を脅かすことはしない、ひいてはそれが自分のためでもある、という結論に達したのであります。はい。


あたろー |HomePage