あたろーの日記
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旧暦1月29日。 今日から雨水。 「雨水」、読んで字のごとく・・・なんとなく意味は分かるのだけど、説明せよと言われると、はて。 「広辞苑」には、「太陽の黄経が330度の時で、正月の中。太陽暦の2月19日頃に当る。」としか記されていない。知りたいのはなぜ今の時期が「雨水」と呼ばれるのか、なのじゃ。「大辞林」(←これはWeb辞書)で見てみると、「広辞苑」と同様の記載の後に「草木の芽が出始めるという」とある。でもまだ納得がいかない。他に何冊かある国語辞典をひっくり返す(結構辞書好き?だったりします@_@)。どの辞書も「広辞苑」と同じような説明しかない、と諦めてたらありました、「新明解国語辞典」の「雨水」の項には「雨水の肌に与える冷たさが和らぎ、草木が芽ぐみ始める時分の意」だそうです。さすがは明解さん。 でも、最近読んだ「大江戸生活体験事情」(石川英輔・田中優子著、講談社文庫)には「雨水」について、「雨水とは、雪が雨に変わる時期をいい、東京地域では湿気が増してまず雪になり、次第に雨に変わっていく。」と書かれていた(この本、すっごく面白かったです)。 んー。どっちも当てはまるんだろうなあ。でも、それぞれ目の付けどころが違うみたい。んー。まだ納得がいかない。 と、季節を表す言葉とくれば、「季寄せ」(角川書店)。巻末に、「二十四節気七十二候表」というのがあった。どうやら二十四節気をさらに「初候」「二候」「三候」の3段階に分け、1年で七十二候にしたものらしいです。中国の七十二候と、日本の七十二候では結構違いがあるようですが、その違いも面白くて楽しめます。ちなみに、「雨水」の「初候」は「獺祭魚(だつうおをまつる)・・・獺が捕った魚を岸に並べ、祭りをしているように見える」が中国、日本は「土脉潤起(どみゃくうるおいおこる)・・・雨が降って土が潤う」だそうです。さらに、日本の「雨水」の「二候」は「霞始靆(かすみはじめてたなびく)・・・霞がたなびき始める」、「三候」は「草木萌動(そうもくきざしうごく)・・・草木が芽吹き始める」とのこと。各候それぞれ4〜5日ずつ順番に当てはめられていますが、なるほど、「新明解」も「大江戸生活体験事情」の記述も、どちらも「雨水」を表しているのに間違いはないのですね。 あと、どこでだったか、誰が言ったのか忘れてしまいましたが、雪国ではこの頃雪が融け始めて水となるから「雨水」というのだ、というのも聞いたことがあるなあ。当然地域によって違いますよね。 それにしても、獺(かわうそ)が魚を岸に並べて祭りをする様子って、想像できないんですが。。。これは、その前の「立春」の「三候」が、「魚上氷(うおこおりにのぼる)・・・氷の間から魚が姿を見せる」(中国、日本ともに)とあるので、それを受けての表現なのかな?獺くんが嬉しそうに魚を捕りまくって騒いでる様子なんでしょうか。。 おちゃめですな。
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