24経口の愛憎。  2003年06月28日(土)
03.05.22(thu) yu-kidrug729

人生引っ込み思案。


俺が蛇口のパッキンを換えようとしたら
しづ子(24)が言ったんだ、
『あんた壊すからやめて』って、な。



俺はどこか水道の無い島で
お前と・・・暮らしたかったよ、しづ子(24)。


そしたら俺達はパッキン一つで
こんなに気まずいやりとりをせずに
済んだのだ、ユー ノウ?



あと、賃貸住宅のチラシを見ながら
『これ良くない? なあ良くない?』って
笑顔で語りかけてくれた、まさ美(21)。

『良くないよ賃貸なんかアホや』って
俺が言ったから、ああ、


お前は食パンを食いかけのまま
黙ってしずかになってしまった、おおお、

俺の人生、尻すぼみだ。
謝るよアヤワスカ。





疲れたんだ・・・。

明日は、写真部の飲み会なんだ。
Eぐちさん(先輩)と面白い話をするよ。そうだ。

サケを釣った話をしよう。


俺達は良く、サケを釣りに行ったものだ。
俺は先輩の見ている前で、川にでかい石を放り投げた。
先輩はサオを振り回して、きれた。



マー『それ3m以上伸びてるじゃないですか』
Eぐちさん『死ね!!! アホ!!!』
マー『いたたたた、Eぐちさんリールの針が俺の右腕に』
Eぐちさん『これは

ルアーじゃ

ボケーーーー!!!』


マー『はうあ日本語が いたたたた、いたい!!!




その時、同級生のしみづ(仮名)は
カレー用のめしを炊きながら
ベレー帽を被って醒めていた。
そして一言吠えた、

しみづ『サケ早く釣れや

コラァ!!!!』





「なにがルアーじゃ、なにがリールじゃ、ボケ、ァホゥが
という文句を飢えた樋熊のように漏らし、
しみづ(仮名)はカレーの火に
冷静にたきぎを くべていた。


俺達は泣きながらサケを釣りました。
そんな昨夏を思い出し。

夢と散る男達のマスラオや サケ釣り上げど ルアー激痛。
化膿どめを たくさん下さい しみづ(仮名)嬢。 





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