Keep yourself alive  2003年05月27日(火)
『操作される生命』 林 真理(はやし まこと)
(2002年 NTT出版)


●現代の生命テクノロジーと社会の関係について、「問題の構造の分析」を主眼とする。技術が進展することは決して止められず、社会との関係には常に問題;特に倫理的問題が生じる。


生命テクノロジーとして挙げられた事例は3点、
1.脳死移植
2.補助生殖(不妊医療・体外受精)
3.ヒトクローン


テクノロジーが発展し姿を変えることによっても、社会のあり方によっても、テクノロジーに関する解釈の仕方によっても、発生する「問題」は姿を変える。


「問題」は構造として作られている。誰かがあるコード、立場で論じることで基盤ができ、我々に伝えられる。


本書は「問題構造」として3つの段階を挙げる。


1.テクノロジー実現可能性の示唆(技術問題を社会的問題へ「移転」)
2.テクノロジー有用性&問題性の評価(「意味付与」)
3.テクノロジー実現の為の環境整備(「解決」)



倫理とは。。




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