告白。ただ、どうしようもない、告白。

2003年04月16日(水)

朝、自転車に乗って仕事場に向かう。

私の前に、同じく自転車に乗ったがたいの良いおっちゃんが居た。
進む方向は一緒。速度もほぼ同じ。暫く付かず離れず状態で進む。

と。

彼のケータイが鳴った。
自転車に乗ったまま器用にポケットからそれを取り出し、電話に出る彼。

「もしもし?」←彼

「ぶはっ!」←私


あー、いえね。
そのおっちゃんはだからがたいが良いんですってば。
おっちゃんなんですってば。

なのに第一声の「もしもし」がもう高いのなんのって。
しかも結構可愛い感じの声だったから尚更。
深海さん、思わず吹き出してしまいましたとさ。

でも流石に自転車に乗りながら大爆笑なんて怪しい真似はできないので、
必死で笑いを堪えながらマッハで彼を追い越しました。
追い越した後は下を向いて笑いの波が通り過ぎるのを待ちました。

そんな朝の一齣。








こけました。
一人で盛大にこけました。

通りすがりのお婆さんが物凄く心配してくれました。
通りすがりのトラック運ちゃんが窓からひょっこり顔を出して心配してくれました。
通りすがりのおばちゃんが至って冷静な表情でこちらを見ていました。あいたー。

足に痣ができてしまい、もんのすごく痛かったけれど、あと恥ずかしかったけれど、なんだか満たされました。





ほら幸せ。
私は幸せ。

些細な事で笑えるし、些細な事で満たされる。

ほら幸せ。
私は幸せ。


でも何だかな。
今私が幸せと感じる時、その場所に、家族はいない。



…あ。

お腹いっぱいご飯を食べられるってのもすんげー幸せな事だね。
例え同時にガンガン流れるBGM(=母の躁状態のお喋り)にちょっとげんなりしながらでも、
お腹がいっぱいにできる私はとても幸せ者。



おーう。

なんだ私って超幸せ者じゃん。


あっはっは。にこにこ。

明日もきっと良い日です。にこにこ。

あーでも今日ちょっと暑かったので、明日は太陽控えめでお願いしまーす。にこにこ。

…てるてる坊主を中途半端に作ったら、微妙な晴れ具合になったりして。うはは。


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深海 [MAIL]

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