告白。ただ、どうしようもない、告白。

2003年01月15日(水) 誓約

嘘は吐かない。

どれだけ私が醜かったか。
どれだけ私が自分勝手な思いに囚われていたか。
どれだけ人を思い遣る事が出来ていなかったか。

あの頃の私はおかしかった。
どうしようもなくて足掻いていた。
傷付けている事も気付かずに、ただ被害者の顔をして憎んでいた。


あの頃の事は誰にも言えない。
言えないけれど、重くて重くて仕方がないんだ。
胸の中に圧し掛かっていて、辛くて辛くて仕方がないんだ。
誰にも言えない。だけど誰かに知って欲しい。
このままじゃ苦しくてどうしようもないよ。


この日記を書く為に、いろいろと思い出す。
あの頃の事を思うと苦しいけれど。
今も手が震えてきて、心が震えてきて苦しいけれど。

きっと全部、嘘を吐かずに、取り繕わずに私のした事を告白できたら。
…少し、楽になれるかも知れない。
だから、絶対、どんなに私のした事が醜くて、どんなに最低な人間だと思われても、それは変わらない事実だから。

だから。


嘘は、吐かない。





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