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広島駅を降り立ったときから気になっていたのが「あなご飯」の旗。 どうやら名物らしい。特に宮島ではどのお店も牡蠣とあなごが ご自慢とある。牡蠣の旬はRのつく月やから今回はやめることにした。 遠赤外線処理をした大丈夫な牡蠣をどこでも焼いてはってんけどね。
宮島の商店街をまずは見て周る。ほとんどのお店で見本に出ている あなご飯は、うな重みたいな感じ。うーん、でも、vsうな重やったら うな重がおいしいような気がする。あなごって多分生臭いでしょ。 おまけにRはざるソバが食べたいという。こいつはほんまに保守的で 困る。お好み焼は大好物のくせに、広島焼にトライせんと焼きソバを 頼んでたし、うな丼が大好物のくせに、アナゴにトライしたくはない らしく、ざるソバとのたまう。旅のレポーターには絶対になられへんな。
そしたら最後、一軒だけ、「あなご釜飯」の店を発見した。「天ザル」 が見本にあったので、Rに「普通のざるソバがあるか」聞きに 行かせる。全部あった。それはよかった。
あたしはアナゴ釜飯と生ビールを注文。めっちゃ美味でした。Rも ざるソバを平らげたあと、2膳食べたくらい。香ばしいし、アナゴも ふっくらしてぜんぜん臭くない。おこげも最高においしかった。

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