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2002年07月18日(木) 懐かしのベルギー

鹿島アントラースの鈴木選手がベルギーのゲンクに移籍してから
めざましTVでは毎日ゲンクの様子を紹介してくれる。
記者会見で「ゲンクのことを知っていましたか?」と聞かれて
なんて答えていいかとまどい「ゲンクに限らずヨーロッパのことは
あまり知らない」、「ベルギーワッフルはもう食べた?」
と聞かれて「そんな余裕はまだないです」と答えた鈴木選手。
そうやんなー。そんなもんよ。

もうずいぶんと前、大学2年の夏休みにBBCサマースクール@ロンドン
に参加して、ベルギー人のJさんと友達になった。Jさんは、肝臓の
専門医だがなんやねんあんた?っていうくらい日本の歴史に詳しかった。
「宮本武蔵の本を読んだことあるかい?」って聞かれて
「なにいうてんのん、Jさん。宮本武蔵は剣術の達人で本書く人と
 ちゃうで」
あはは、とあたしは笑い、Jさんはそれ以上つっこまなかった。
帰国してからFに言うたら「あほか、宮本武蔵には『五倫の書』っていう
名著がある、知らんのか」って言われた。(恥)

次の年、Mに借金してまた欧州へいった。今度は友達になった人のところ
を転々と旅してまわり、Jさんのところへも3泊ほどお世話になった。
Jさんは、大事にしている日本のゼロ戦の写真集を見せてくれて、日本人
で一番好きなのは織田信長やと語ってくれた。奥さんは隣で「Jは日本人
と結婚すればよかったのにって思うのよ」と言った。そして、「Yは
ベルギーについて何か知っていることはある?」と聞いたのだった。
Jさん夫妻は期待のまなざしであたしの返事を待っている。
げ、困った。そんなに知らんよー。えーっとえっと。

� 屮侫薀鵐澄璽垢慮ぁ�あれには感動しました。」
でも、二人の反応はない。あたしはネロやパトラッシュやルーベンスの絵
について必死で説明した。けど、アントワープにあるルーベンスの絵の
ことは通じても、日本でいったい何人の子供を号泣させたかわからない、
あの感動の物語のことは知らんって言うねん。ベルギーは首都
ブリュッセルを境に南部のワロン地方(フランス語圏)と北部の
フランドル地方(オランダ語圏)に分かれている。地名もすべて2つの
呼び方があり、例えば、美しい運河の都市は、ブルージュ(仏)で知ら
れるが現地ではブルッへ(蘭)やし、ゲンクも最初日本ではヘンク(仏?)
と報道されていたのに、現地からゲンク(蘭)と呼んでほしいと注文が
ついたらしい。Jさんらはワロン人なので「フランダースの犬」の話は
知らなかったんでしょう。

�◆屮▲襯�ュール・ポアロ!」
発音が通じるのにめっちゃ時間かかった。二人とも大受けやったけど、
イギリス人作家の創り出した架空のベルギー人のことを言われてもなぁ…
と思ったかも知れない。

��「ゴディバのチョコレート!」
これには納得の表情、だっておいしいもんね。

けど、そんだけでもうネタが尽きた。失態はまだある。
観光案内の途中でJさんとレストランに入り、ムール貝のクリーム煮込み
やエスカルゴをいただいた。

「このフレンチはめっちゃおいしい!」
言ってから気がついたがもう遅い。日本人から見たらフランス料理でも、
ここはベルギー。
「このベルジャン料理はめっちゃおいしい!!」と言わんとあかんかった。
(滝汗。

そのときはすっごい反省したものの、それからずーっと時間がたった
今でもあたしのベルギーに対する知識はあんまし増えてない。
マネケンは好きやけどね。

その後、Jさんは一度学会で京都にやって来た。乾杯しながら
「今日はどこを観光したの?」って聞いたら
「本能寺へ行ってきた」って。
あたし、本能寺が京都にあるってそのとき初めて知ったのでした。
だって、燃えたんとちゃうかったん??


ゆぅま |〒 |板

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