思うところあって...銀の

 

 

基本 - 2009年12月01日(火)

子供を持ってつくづく思うこと。

生まれてから死ぬまで、
他人が思い通りになることは、ない。

思い通りになったとしたら、その相手の心が
壊れているんじゃないかと心配したほうがいい。
と思えるくらい、ない。と思う。

もちろん、しつけはきちんとするつもり。
他人に迷惑をかけないように。
付け加えると、迷惑をかけることで
誰かから嫌われて生きるのが辛くならないように、
もしくは、恨まれて命を狙われないように。

しつけをするのは、守ってあげられないところで
生きる術を教えること。
肉食動物が狩りを教えるのと一緒。

ただ、間違ってはいけない。
影響を与えようとすることとは違う。

花を見て美しいと感じなさい、というのは違う。

一緒に居ることで、知らず知らず影響を受けるのは
あたりまえだけど。

相手を変えたいという感覚は何よりも恐ろしい。

人は、抑圧されない限り思い通りになることはないのだ。

相手を変えたいという思いは、相手を征服したいという
思いだ。


影響を与えようとする人は嫌いだけど、発信する人は好き。
誰かに届くかな?届かなくても発信したいな、という人。
届けば、変えられてもいいな、と思う。


子育てはきっとややこしい。
育児じゃなくて育親。
それはじゅうじゅう分かってきてはいるけれど、
この基本だけは忘れんように、と。


すんなりオムツをはいてくれなくても、
あいつなりにはきたくない何かがあるんだろう。
むりくりでもはかせるけど。
腹立つけど、思い通りにならなくて、
正常に育ってるみたい。



...




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