< prev   INDEX   next >

1歳児子連れサイパン旅行〜初日〜 2005年07月04日(月)
突発性発疹を旅行の5日前に発症するという、なかなかスリリングなことをしてくれたゆうたんだったが、医師の許可も得たし、熱も下がって元気になったし、ということで、予定通り海外へ出発。行き先はサイパンである。

外は生憎の大雨。スーツケース2つとベビーカーと機内持込用の手荷物二つとゆうたんを抱え、最寄駅まで行くだけで一苦労。駅まで徒歩6分なはずなのに、余裕で15分以上かかってしまった。

朝6時半の成田エクスプレスに乗り、8時前には成田空港に到着。ゆうたんは概ね機嫌もよく、車窓からの風景に興奮していた。最近は完全に鉄道マニアと化している我が息子である。他の電車とすれ違うたびに「あ!」「あ!」と指差して喜んでくれるのであまり飽きることなく助かった。

ノースウェスト航空で3時間半の旅である。ゆうたんは飛行機は九州まで行ったのが最長で、3時間半は初の長旅だ。どうなることやらと思っていたが、離陸する前にお昼寝してくれて、非常に好都合!おかげでゆっくり機内食も食べられた。3時間半のうちたっぷり2時間昼寝をし、残りの1時間半は元気だったが、やはり狭苦しいので飽きてしまうのか、しばしばぐずられた。持参したシールブックなどで一生懸命気をそらす。1時間半だけでも物凄く疲れたので、もしこれが3時間半みっちりだったらと思うと・・・考えたくないな。

さてサイパンは晴れ。暑い!というべきか、熱い!というべきか迷うような陽射しの強さ。殺人的とは聞いていたが、確かにまともに浴びたら私の肌など一気にそばかすとしみだらけになりそうな強さだ。

ホテルはハイアットリージェンシー。ハイアットだから豪華な装飾の絢爛煌びやかな部屋を想像していたのだが、冷静に考えれば海のそばのリゾートホテルなわけで、全然想像とかけ離れた部屋だった。リラックスできることを最重要視したような感じで、温かくかつ爽やかな雰囲気。洗面所が広くて、着替えなどがラクだ。また、浴槽の他にシャワーブースがついていたので便利だったが、浴槽にシャワーカーテンがついていないのが難点・・・。

まずはホテル内の散策から。広い庭園があるのだが、大きな池と、その周辺にさまざまな種類の熱帯植物が植えてあり、散策にはもってこいだ。ゆうたんのお散歩にもちょうどいい。庭の中央のかごの中には大きなオウムがいるし、トロピカルムード満載だ。

庭園を抜けると、ビーチに直結。白くさらさらとした非常に細かな砂に驚く。日本の海ではお目にかかれない。目の前の海は思ったほどきれいではなかったが、何はともあれ日本に比べたらはるかに透明な海だ。私は我慢できずにザブザブと海に入ってしまった。ふくらはぎのあたりまでパシャパシャとやるだけでも気持ちいい!ゆうたんも臆することなく波打ち際までやってきて、迫ってくる波から逃げたり追いかけたりと、海を怖がらずに遊べていたのは意外だった。

それから今度は夕食を食べるために町へ出た。これがまた寂れたというかひなびたというかなんと言うか・・・サイパンにいったことのある先輩が「サイパンの町の安っぽさが好き」と言っていた通りであった。そして殆どの看板が日本語なのもびっくり。ここはどこ?異国情緒はどこにある?怪しげなマッサージ店ではセクシードレスのお姉さんたちが呼び込みをやっており、安っぽく寂れた歌舞伎町という感じ。

夕食はココレストランというステーキハウスに入ってみた。炭火でステーキを焼いてくれるのが売りで、お子様セットもあると言うので頼んでみたら、大人の分もお子様セットも物凄いボリューム。私はヒレステーキを頼んだのだが、大人のこぶし大のヒレ肉が2つ、どどどーんと鉄板の上に並べられてきた。こんなに食べられるわけがない。味わう以前に、いかに目の前の肉と格闘するかで精一杯だった。

しかも、肝心のゆうたんは、せっかく15ドルもするお子様セットを頼んだと言うのに、食べずに寝てしまった!!もったいない!

そして最後に大失態、チップを置き忘れてしまったーーーー。すみません、店長さん・・・。サービス料も含まれていなかったし、完全に度忘れ。外国ではチップがあるのよねぇ・・・。すっかり忘れていた・・・。

そんなこんなで、まずは初日は環境に慣れてみたといったところ。


  < prev   INDEX   next >




My追加