独白2
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2007年03月04日(日) 思考嗜好

薬物を使ったことはないけれども、精神的に不安定であるという事が、自分にはことの他いいということがわかるで、使ってみたいとは常々思う
精神が過敏になって気が狂いそうになるという状態を経験したい
何事にも猜疑心をもって、ひたすら悪い方向へ悪い方向へ行き、苦しみと苛立ちで壊れそうになって、自分を壊してみたいとも思う
常日ごろから私はぎりぎりのラインで保守的で、自分では壊す事の出来ない箱の中でもがいている
箱の崩壊は死の象徴です
箱を壊さないと自由になれない
そんな感覚に陥る事がある

箱を壊して外に飛び出したいけれども、箱を壊す勢いが足りない
そのための力が無い
それを得るためには感情の起伏は本来激しくなくてはならないと、思っているわけです

感情の起伏が激しいと安心する
苛立ちと過敏に反応する感情を持つことに安心する
けれどもそれと同時に理知的に理詰めで箱を満たしていくのもとても好ましい
私の中ではそれがせめぎあっいて、でもどちらも選ぶ事ができずにしぼんでいくわけです
それは本当に私の部屋の中のようだ
モノがあって、いらないからすてたいけれども捨てきれない
そんなものが溢れてきて、埋め尽くせないのならすっぱりなくせばいいのに出来ない

感情を一杯にするためにはストレスは不可欠で、本当に最近は一瞬にして世界をシャットダウンできるのはストレスのおかげだと、感謝している
私はプレッシャーを与えられなくては感情が見えないくらい愚鈍だ
そのくせ感情の起源を探りたいと思う
だから感情の起源を探して、世界(自分)を知るには感情を明確にする必要があるわけです
それをするためには元々性能が悪い私としては、ストレスや生理などで不安定を故意に起こしておいたほうが、都合がいいと
そういうことなんでしょうね

ただ、薬物と違ってストレス単体で行う場合は難しい
生理のときは勝手に不安定になる事が多いが、ストレスも鈍感なのであまりない私としては、睡眠不足が一番朦朧としていいかもしれないが
朦朧としているという事と、過敏である事は真逆である
確かにストレスを感じるのだろうが、朦朧としているという事は気持ちがいいが、それだけでは感情の流れを探る事ができなくなってしまうわけで
どうしようもない
そこに苛立つが、そこに苛立つことすら朦朧となるので、現実逃避をしているのか、それとも前に進もうとしているのかすら曖昧になる

他人のつもりで観測をするということは難しい
何をしても矛盾に繋がっているのにもかかわらず、私は自分を騙して世界を構築しようとしている
無意識に設定された事を基準にすえて、世界を構築しようとしている
ばらばらになったパズルのかけらを、あっていないのにも関わらずつなげていって、完成させようとしているような
繋げたピースはきちんとあっているかどうか、それは出来上がってみなくてはわからない
どこかが間違っていればパズルは完成しない
けれども完成の予想すら出来ない真っ白なピースを繋げてパズルをつくっていくような作業を、延々しているような
そんな気分になる


くだらない事ばかり書いている
どうでもいいことならばかく必要は無いとは思う
未来の自分がいつみても理解できる内容でなくては記録の意味はない
そう思うので、常に気を使って書いているつもりだったが、最近は朦朧として文章すらマトモにかけない
けれどもストレスは必要
どうしようもないな

薬物を使用したら、箱も脆くなって、破壊行為もできて、いいのかもしれない
でも捨てきれない自分が、それに歯止めをかける
結局は臆病な、どうしようもない保守的な人間であることを、しみじみと実感する


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