1日の仕事をこなし、 Sちゃんと会社を出る。
…あ。
ビルの入り口の、社名の書かれた看板が、ずり落ちている…。
つい先日も、端がべろんと剥がれていたため、ちょっと抑えてやったばかりだというのに。
ふたりであっちとこっちを支えて持ち上げて、ばしばし叩く。 「なんか憎くて叩いてるみたいですよねぇ?」 ま、そう見えなくもないわね。
一応元の場所におさめて。 「ああ、いっそ8Fに貼っておけばよかったね」 「なんでですか?」 「どうせ落ちるよ、あれ。6Fあたりで止まるんじゃん?」 笑えねぇ。
いっそすっぱりはずれちゃってくれたらいいんだけどね。 そうすれば誰かが本格的に付け直すでしょ? (だって怖くていえないよ。看板ずれてました〜なんて。 社長に「ヅラがずれてます!ギャグです?」って言うようなもんじゃん?)
名は体をあらわす。と申しますが、 まるで荒波に揉まれ強風に煽られている我社の象徴のように翻る看板を もうみたくはないのです…。
…なんてね。きゃははっ。
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