日記ふう雑感 ひとりごと
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2003年06月04日(水) 甲子園球場より

夕食後、夫と二人でテレビのナイター中継を見ていた。
巨人広島戦も終盤である。
河原の哀れ無表情ドアップ画面も上の空で、
夫はインターネットの阪神情報板に一喜一憂している。
これは何も我が家の力関係を物語っているわけではない。
ただ単に阪神戦が放送されないだけの話である。

夫の携帯電話が鳴った。
大阪の同僚の人からだという。
夫が電話に出た。
夫の携帯電話であるから当然である。
それは甲子園球場からの実況生中継であった・・らしい。
今回はお笑いエッセイのファンではなく縦じまファンである。

下はその最後の会話だ。
といのも、それまでに試合の途中で2回ほど電話が入ったらしいのだ。
私は運悪くその2回には居合わせなかった。残念である。


同僚氏「勝ちましたーー!グワァーン、ガガガガー、オワァーン、オワァーン、ワァー、ワァー」

夫   「おおっ!」
     
    ―後半のカタカナ部分はバックの効果音である―

同僚氏「勝ちましたよーっつ!」
    
    (わかってるて。テレビもインターネットも見てるし。)

    「・・・お、おい、聞こえヘン、聞こえヘンて・・ワァー、ウェオーッツ!!」

夫   「うん、そうか!」

同僚氏「すいませーん。・・明日もまた来まーすっ。・来ますよ〜・グワァーン、・・ろっこう♪〜〜タイガー」

     (それにしてもすごい音だ。)

同僚氏「―ス♪♪・・・ありがとう・♪・ざいまーす!」

     (ありがとうって・・)

夫   「・おーい・、もしもーしっ・」

同僚氏「・・・そ、、、、♪♪ガース♪〜、ウォウォーォウォー♪・そい・ワー・そいじゃーまたぁ♪」

――――――プチッツ。。。。。。(切れた・・・)

夫の阪神熱は会社でも有名らしいが、だからと言ってなぜ今日だけ実況なのだ。
ありがた〜い中継を受けた本人によると今日は大事な試合だったらしい。
上記会話の(  )内は私のひとりごとである。
携帯電話にも関わらず、なぜこれほど臨場感を持って再現できたかといえば理由はこうだ。

ひとつ、同僚氏の声そのものが大きい。
ひとつ、同僚氏の後ろで叫んでいる同僚氏の同僚達の声が大きい。
ひとつ、甲子園球場全体に六甲おろしが流れている。
ひとつ、その六甲おろしの声そのものが大きい。
ひとつ、夫の携帯電話は年配仕様で、設定文字及び音声が異常に大きい。

地元の盛り上がりようはハンパではないらしい。
関東の地方都市にいては“あの大阪”は遠い。

それにしても夫の同僚は面白い人が多い。
夫が面白い人を選ぶのか、面白い人が夫を選ぶのかわからないが、
私も恩恵にあずかれてあり難い事だ。


Hiroko |MAILHomePage