日記ふう雑感 ひとりごと
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夕食後、夫と二人でテレビのナイター中継を見ていた。 巨人広島戦も終盤である。 河原の哀れ無表情ドアップ画面も上の空で、 夫はインターネットの阪神情報板に一喜一憂している。 これは何も我が家の力関係を物語っているわけではない。 ただ単に阪神戦が放送されないだけの話である。
夫の携帯電話が鳴った。 大阪の同僚の人からだという。 夫が電話に出た。 夫の携帯電話であるから当然である。 それは甲子園球場からの実況生中継であった・・らしい。 今回はお笑いエッセイのファンではなく縦じまファンである。
下はその最後の会話だ。 といのも、それまでに試合の途中で2回ほど電話が入ったらしいのだ。 私は運悪くその2回には居合わせなかった。残念である。
同僚氏「勝ちましたーー!グワァーン、ガガガガー、オワァーン、オワァーン、ワァー、ワァー」
夫 「おおっ!」 ―後半のカタカナ部分はバックの効果音である―
同僚氏「勝ちましたよーっつ!」 (わかってるて。テレビもインターネットも見てるし。)
「・・・お、おい、聞こえヘン、聞こえヘンて・・ワァー、ウェオーッツ!!」
夫 「うん、そうか!」
同僚氏「すいませーん。・・明日もまた来まーすっ。・来ますよ〜・グワァーン、・・ろっこう♪〜〜タイガー」
(それにしてもすごい音だ。)
同僚氏「―ス♪♪・・・ありがとう・♪・ざいまーす!」
(ありがとうって・・)
夫 「・おーい・、もしもーしっ・」
同僚氏「・・・そ、、、、♪♪ガース♪〜、ウォウォーォウォー♪・そい・ワー・そいじゃーまたぁ♪」
――――――プチッツ。。。。。。(切れた・・・)
夫の阪神熱は会社でも有名らしいが、だからと言ってなぜ今日だけ実況なのだ。 ありがた〜い中継を受けた本人によると今日は大事な試合だったらしい。 上記会話の( )内は私のひとりごとである。 携帯電話にも関わらず、なぜこれほど臨場感を持って再現できたかといえば理由はこうだ。
ひとつ、同僚氏の声そのものが大きい。 ひとつ、同僚氏の後ろで叫んでいる同僚氏の同僚達の声が大きい。 ひとつ、甲子園球場全体に六甲おろしが流れている。 ひとつ、その六甲おろしの声そのものが大きい。 ひとつ、夫の携帯電話は年配仕様で、設定文字及び音声が異常に大きい。
地元の盛り上がりようはハンパではないらしい。 関東の地方都市にいては“あの大阪”は遠い。
それにしても夫の同僚は面白い人が多い。 夫が面白い人を選ぶのか、面白い人が夫を選ぶのかわからないが、 私も恩恵にあずかれてあり難い事だ。
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