目次未来過去掲示板日本文学科

2006年11月21日(火)

+久しぶりの労働は・・・+


■今年の初めに仕事を放棄して、自堕落を絵に描いたような生活をしていた私。人生史上最大の廃人っぷりを発揮していましたが、同時に無駄な、それでいて私の人生ではきっと体験できないであろう贅沢の数々も体験していた私。全てが過ぎ去り、結果でしかないので「あれはあれで良かったのだ」と開き直るしかありません。無駄は美徳・・とかいう言葉が世間にはありますが、私の性分には合っているようで深いところでは何か食いちがう生来の貧乏性があって、その言葉に反感を覚えています。どうでもいいんだけど。

■そんな生活にもセイグッバイ!!今日働いてきました。生活には【女装】として働いてはいたんだよ。皆さんの目には遊びにしか映らないであろうことも、これで精一杯やっていたつもり。だって、私の収入源は全て女装に頼るという不安定さ極まる生活体系。必死よ。生きることに必死だったわ。女装云々ではなく人としての根幹の部分。とまぁ、脱線したけども今日は世間で言う普通の仕事をしてきました。仕事場が異常に暑くて肌の乾燥も潤うほどであっても、職場の上司に職場の慣例だと言いマーボー豆腐を食べに連れて行かされたが、それが激しく辛い・・いや、心なしか痛い、実際舌が痺れて水を飲むと苦味を感じるという味覚破壊兵器であっても、食事の最中に「○○くんは女は好きか?」と唐突に質問されてマーボー豆腐の辛さが原因とは思えない嫌な汗を噴き出しても、職場は上司以外女だらけという雌臭いステキな職場であっても、これが健全な生活のベクトルを向いているんだって感じられるのは、あの廃人期があったからこそだと思うの。そう、何も無駄じゃなかったわ。時の浪費・・いやあれは逃避?は私に与えるものがあったみたいです。

■そんなこと健全な生活に向かう私。ただ最近読破した本は太宰治先生の【人間失格】です。仕事中に女装ネタ考えててすみません。週末まで時間がないんだもの!!どこまでも女装。



      

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