遺書

2015年11月10日(火) 1977 陳述的情景幻想

闇い、闇い、闇の中
いつかああなればと
かくありたいと願い
歩み続ければ幾十年

兎にも角にも幸せで
息をするのも幸せで
眠ることさえ億劫な
酩酊に包まれた現実

いつの間にか現実は
反転して憧れていた
超幻想を日常として
消化されどフェイク

私の望んでたものは
本当にこんな現実か

私が辿り着いたのは
本当にこんな世界か


遠くに見えたあの光
その中には特に何も
有りはしなかったよ

何もなかったんだよ
何も何もないんだよ


望むべくものを手に
掴んでしまった現実

そこで私の人生はさ
終わっていたんだよ





いや、それは違う

終わらせるべきだったんだよ、あの日に、すべてを
辿りつけないままに
望んだままに

こんなにも夢が、幻想が、なにもないものだったなんて
誰が知りたがったんだ?


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