遺書

2008年07月28日(月) 1837 stargazer

愛しいあなたは星を掴むと言い去り飛び去り
わたしの元より離れ放れた

数多の空を飛び周りまわって
流れる星の幾千を見て見過ごし
手を飛ばしては届かないと歎き諦め泣いて笑って

星を掴み損ねたあなたの白く細い手
「星も何もいらないよ
 あなたさえ、居てくれれば」
言えなかった言葉は飲み込んで

あなたを掴むだけで精一杯なわたしの手を重ね、愛でる
「いいの、あなたはそう言う人なんだから」
言えなかったかわりにわたしはあなたを精一杯許します

わたしはわかっている
でも、あなたはきっとわかっていないから

いつかまた、
わたしの為と理由をつけて放れていってしまうのでしょう
わたしを愛するあなたの為に
あなたは、そういうひとだから、


 < 過去  INDEX  未来 >


MY DEAD BIRD [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加