遺書

2008年02月07日(木) 1762 完全犯罪

#01
するりと細い手が
僕の手に絡み付いてきて

(そっとこのまま地獄まで
 あなたの手で運んでくれたら
 どれ程に幸せだろうか?)

幸せそうにあなたが、笑う

(そっとこのまま天国まで
 僕の手で運んでしまえたら
 どれ程に笑ってくれるのだろうか?)

#02
此の幸せには
如何程の対価を出せば許されるのだろうか
此の幸せは
何時しか清算され流れ消え何も残らなくなるのだろうか

(細くて白いあなたの手で
 この瞬間ごと殺してくれたなら
 それは、きっと、最高の死に様に違いない)

#03
深く、互いに、混ざり合えど
別れる時の痛みを増やすだけだと理解はしている

怯えながら愛す
あなたを何よりも、愛す

(終焉は来る
 必ず来る
 あなたは僕を、   生きながらに殺す)

僕は、あなたを、 死ぬほど愛してる
 (別れを知りながら)


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