遺書

2007年12月09日(日) 1704 キャッチボール

僕はスポーツが苦手です。
特に会話のキャッチボールが苦手です。

投げることは出来ます。
そりゃ、誰だって出来ます。
けど、それだけじゃダメなんです。

受け取ることだって出来ます。
そりゃ、大体の人が出来ます。
けど、それだけでもダメなんです。

相手のことを考えることが苦手です。
自分の言いたいことは、まあまあ言えます。
でもそれは相手にとってとても投げ返しにくいボールです。

僕の投げたボールを受け取った相手は、
どう返していいものやら、と言った風に困った顔をします。

相手に合わせたボールを投げることは、
僕にとって難しいです。
不可能ではありません。
ただ、すごく難しいです。
無理をしなければ成りません。

僕が相手との対話を楽しみたいと思うなら、
まず、僕は無理をすることから始めなければいけません。
無理をしている僕は、きっと僕ではありません。
僕の形をした他人が、相手とのキャッチボールをする姿を見て、
楽しむのです。

つまり、僕が僕のままに他人と上手にキャッチボールをすること自体が、
とても難しい、ことなのでしょう。

僕はスポーツが苦手です。
特に会話のキャッチボールが苦手です。

だけど、嫌いではありません。
そもそも出来ないことではありますが。


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