世の中は無情にて私と私のすべてを削ぎ落とし世の中は温情にて彼女と彼女自身を守りとおし青く綺麗で、儚い空を白く綺麗で、細い腕で抱きとめた彼女の頬を伝うのは涙私の頬を伝うのは涙とは違う何か黒く塗れた腕で抱きとめるのは何だ赤い空に流れるのは賛歌私は薄く汚れた世界で何を謳歌すればいいんだ彼女は綺麗な歌声で幸せを謳歌するそれはもう他人の為に己が身を賭して謳う一方の私は空疎な詩を自分の為に何も賭さずに歌うのだ、腐っている