遺書

2007年02月19日(月) 1411 message log

有り得ない超常現象を願っても
口に出さない限りは正常だと言える
有り得ない超常現象を願っては
こう、書き記している俺は異常と言えるかもしれない

などと己でさえ気づけない思いの断片を
書くことで表しても、俺は気づかない
とてつもなく危険で唯一の自己救済だと言うのに


自分の中にある基準点を切り替えてしまえば
すべては正常で、すべては異常で
どちらとも取れる

絶対的に切り替わらない価値観を持たない俺にとって
世界のすべてや俺のすべてが
異常であり、正常であって
批難することも賞賛することも
すべては自由であって、無責任である

故に、一生を生きつづけても
大したことは見つけられないのだ
何か真理が見える気がする、と言うだけで
奥深くまで行かなければ大したものは掴めないのだろう


すべてを、すべての視点から
曖昧に見ていたい、見ている
完璧な異常でも、完全な正常でもなんでもない
ただなんとなく、どっちでもある
きっとそうである

俺は凡人にも変人にもなりきれないが
それを人や俺は普通と言うのだろう


答えは既に出ているのだろうが
無意識に
俺はそれを答えと認めない、もしくは見つけていないふりをしている

考えることを止めることは人にとって死だ
答えを見つけ其処に落ち着くことは死だ

いくら考えても答えはでない
書き続けることは可能だ
答えを直視しないこと

俺は生きている限り「なにもわからない」
答えは知っている、だから
本当にあるものを見つめてしまうことが怖い


自分がわからないなどと言って
俺は書き続けたいだけ、考えたいだけ
自己救済は単なる矛盾
そんなもの、見たくはない

書くことは無駄で
俺にとってすべてだ
すべては生きることであり
俺の一生は無駄、ということになるのだろうが

それは俺の望んだこと
後悔はしないし、変わりもしないだろう


 < 過去  INDEX  未来 >


MY DEAD BIRD [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加