感情は白い埃を被り 剥き出しの言葉を静かに亡くしていった 記憶に黒い雪のようなものが降り積もり 大切なものを静かに私から奪っていく
…
何度も何度も書き綴る言葉
夢に見た世界 君と見た景色 世界の果てに思い描くもの 空の彼方に望む願い事
終焉は世界の果てに静かに待っている 何れは落ちていく終焉へと 自ら死に急ぐように進むのは何故?
何も知らずに死すれば幸せだろうね 世の中に絶望することも希望することもなく死すれば 僕らは幸せだろうね
もっと生きたいとも もう死にたいとも 思わなければ良かっただろうね
それでも僕は 僕自身や他人の人格と触れ合って 世界の果てに沈んでいく
希望も絶望もすべて抱えている 死ぬことの恐怖は消えてはいない 寧ろ近づいてくる足音に更なる恐怖を抱いている
それでも僕は 世界の果てに沈んでいく
どこまでも ただどこまでも 書き続ける
言葉の彼方に 世界を見据えて
落ちていく
これは、幸せ そう、笑って思える
…
やがて僕の言葉は鋭さを失い 記憶にはどうしようもないものばかりになる
それでも僕は書き続けると思う 死んでいくことへのどうしようもない抵抗と 生きていることへのどうしようもない感謝を
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