遺書

2006年05月22日(月) 僕の唇が渇く頃に


世界は非日常に憧れ
そして、いつしかは触れ日常へと変えてゆく

熱のこもったリアルの中で
一種の幻想を抱き、幸せを謳う

熱を失ったリアルの中で
一種の理想を抱き、絶望を謳う

非日常へと化した日常に
恋しさを想い
手を伸ばしたり、走り出してみたり

日常へと化した非日常に
対する背徳だと
気付いてたり、気付いてなかったり


僕の唇が渇く頃に
恐らく、僕は全てを失っている

潤う君と僕の唇を
真夜中に夢を見て後悔と焦燥が心を締め付けるだけの

日常を飽和する

二度と憧れることのない非日常を心に抱き
恋という名の亡霊にそっと、沈んでいく


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