十五回目の夏を迎えた日 息途絶えた君よりも多くの夏を迎えて、涙
汗ばむ右手にシャーペンを握り、 僕は今日も、君の為に詩を書く。
君の死から紡がれた僕の詩は、 僕を死へと紡いでく君の詩のようで、
机では まだ死ねないよ、と涙を流しながら まだいきたいよ、と汗を垂らして
汗だか涙だかわからない液体が 寝息立てていた僕の頬を濡らしていた。 まだ新しかった紙も、何が書いてあるのかわからないくらいに 溶けていった。
d965/w1013/t---- 映画のワンシーンのような、生きている場面を 僕は描きたかったんです。
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