遺書

2005年11月18日(金) beautiful boast

小さい頃、そこらのおじ様に
あなたの世界は美しいですか。と
聞かれたことをふと思い出したが
僕はとりあえず美しいと答えていた気がする。
花とか、なんとか綺麗だし、とそんな理由だった。
ただ、それはその場しのぎの答えであって、
そのあといくら考えても答えは出なかった。

あれからもう何年も経つ。
もう一度考えてみたものの答えは出ない。
そもそも世界とは何なのかさえわかっちゃいない気がする。
世界もわからずに世界を謳う、愚かなことを僕はしている気がする。
気がするだけ、気がするだけでそれは正統なことかもしれない。
僕の世界、と言っても意味は多数に存在してしまうのだ。
けど、僕の心や、僕の身の回りの環境や、取り巻く社会。
どれを示せばいいのだろうか。

僕の心など僕自身がわかるものでもなく、
身の回りなら美しいかだなんてわからなく、
社会には汚いことばかりだけど一概にそうとも言えず…

あの人は答えを知っていたのだろうか。
あの人は答えを待っていたのだろうか。
世界は美しい、と答えた子供の僕にあの人は
「そう思えることが美しい」と言っていたが、
それは逃げだったんじゃないのだろうか。
それともそれが答えだったんだろうか。

世界は、美しいのですか?

days953/work1001:6min09sec
そのおっさんのサイトも閉鎖し、今ではどこに居るのかさえ知らない。


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