| 2005年08月26日(金) |
ナツノカケラ #030826 |
大切なものを失いました 世界のどこへ行ってももう、見えないものです 私にとってのそれは、かけがえのないものでした 影も残さず消えてしまった、私の夏
見えていたんです 夏の間には 存在していたんです 夏の合間に
失くすまで気づきませんでした それが如何に大切だったのか 失くすまで知りませんでした 失うことがこんなにも苦しいのか
失くして叫んで 叫んでむなしく むなしさ感じて なみだを流して
そのうちこれさえも忘れてしまうのでしょう そのうちすべてを忘れ去ってしまうのでしょう
せめて、そうならぬように、 私は、私を此処で失くすのです もう何も、忘れないように
幾たびも過ごした夏のひとつ、夏の欠片の為に 私は、私を此処で失くします
days870/work917:4min27sec comment 世界が私を生むのですが、 私を殺したのは他ならぬ世界なのです
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