遺書

2005年07月31日(日) 瓦礫の夜

それを世界といえるかはわからない


夢の中、世界とはいえない世界の上で

ただ、ひとり
立ちすくむ

空を、見上げて
月をにらみ

愛を、のぞんで
てばなして

やっと見つけた希望さえ
夜はふと隠してしまう

やっとにげれた絶望さえ
夜は連れてきてしまう

いくつも流した涙は
あまたの星々になり

いくつも流した血は
あまたの夕焼になり

絶望と希望を、飾るのだけれど
夜は明けない

声を出しても響くだけ
耳をすませど無音だけ

ひとりの記憶、ひとりぼっちに
ふたりの記憶、ひとつもなくて

ああ、ああ、と嘆き
そして、また眠りにつく

days844/work891:5min55sec
coment:輝く絶望と光らない希望の夜に


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