明るい空に囲まれて めざめた。 ここは何処なんだろうか。 私は生まれて初めてのように歩いた、 そんなことなのにとても新鮮だった。
花畑にそって歩いて辿り着いた 刹那の駅にもぐり込んで、 遊び心の列車と一緒に旅立つの。
花と木と蝶にかこまれた線路 私の旅はどこまでだろう。 行き先の指定されない白紙の切符 右手に握り締めて…。
どれだけの距離を走ったんだろう、 終点は何処までなんだろう。 世界の果てまでいけるんだろうか。 私の旅は終わらない。
鳥になると言う夢は叶わなかったけれど、 飛ぶことはできないのだけれど、 私は、私の求めた世界の果てへ行くのです。 ここが、どこだかわからないのだけれども。
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