| 2004年04月25日(日) |
at liberty .one |
Don't be used for the world.
青白くも何処か黒い空と出逢った。
閉鎖された世界は約束されていた自由。 閉鎖された世界の平和に退屈を覚える。 閉鎖された世界に疑問を覚えていた頃、 僕はこの眼に自由に飛び立つ鳥を視る。
僕は虚空の中に春を視た 夏を視た 秋を視た 冬を視た 僕は虚空の中に桜を視た 雲を視た 風を見た 雪を視た 僕は僕の世界がどれだけ狭いものかを それらを通じて知る
欲望は僕の中を通って勇気になる 欲望は僕の中を通って動機になる 欲望は僕の体を通って行動させた
世界の中に生まれたんだ 世界の中で過ごしてきた 世界の中で生きてるんだ 世界の中で恋をしていた 世界の中で自由を知った そんな世界にさようなら 全ては籠の中での出来事
求めていた自由を今僕は駆け抜ける 求めていた自由が今僕を駆け抜ける 求めていた自由を今僕は抱きしめる 求めていた自由が今僕を抱きしめる
生きるか死ぬか、そんなことはどうでもいい 活きて生きるか、そんな問題だったのだから 死んで生きては、生きている意味などないよ
僕には自由があった 誰にも権利はあった 僕には羽根があった 誰にも生やせるんだ 其れさえ気付ければ 自由は手に入るんだ 僕にでも、誰にでも 僕にさえも、自由は
広い世界はやっぱり唯の籠だった 外から見たときに確実にわかった 誰もそれに気付いてはいなかった 誰も其に気付いてはいけなかった
閉鎖された世界に、約束された自由 それは縛り付けるための口実だった 閉鎖された世界に、残っている理由 それは身を任すことがたった一つの
たった一つの自由だったから
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