星を見つめて流れてくる涙に、帰っていく場所など無い。空を見つめて開いた心を、埋めてくれる物など無い。其れは無意味だった、其れは無価値だった。夢で見た夢の言葉を現実に持ってこようとした。けど、取ろうとして手を伸ばしたら弾けて消えた。其れは無謀だった。其れは無能だった。