キミが戦場だった場所に立って叫び出した。 隠された世界がもう一度キミを見る。
どの世界もキミを望んでいた。 どの世界もキミと戦ってきた。
しかし戦いが終わった今、キミは誰も望まれていない。 こんな世界間違ってると叫んでも、気付いても、 夢見た未来は帰ってこない。
支配から解放された世界の敵は敵を越えたキミ。 キミは存在してはいけない。それが彼らの意見だった。
信じるべき彼らに裏切られたのは自分。 最後の敵は自分が守ってきたモノだった。
キミが生まれたこの世界はキミが守ったこの世界。 誰もキミを迎えない。それが世界の意志だった。
最後の敵は世界と対立する孤独。
敵は全て薙ぎ倒すんだ、だけど今は其れができない。
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