遺書

2004年03月14日(日) 月が隠した真実。私が求めた自由。

私の意味を教えてくれない自由
信じられる翼は狂気と言われてきた。
片翼でたどり着いた世界は楽園?
そこは変わらないままの世界。
自由を信じて病まない子供の世界。

私の最後の我が侭を聞いてくれた神はもう居ない。
涙の落ちる音を聞く前に崩れ去っていった。
我が侭は願いにならずに、本当に虚空に帰っていった。
最後の世界に背中を向けて私はまた飛び立った。

最後の世界で見られた自由は私はわからなかった。
それが自由かどうかが判断できなかった。ただの我が侭のようで。
それを私は自由だと信じてまた、望んでみるの自由を。
付き合いきれないのは現実、付き合ってくれるのは空想。

自由を無くした大人は死んだ魚の目をして私を見る。
嫌だ、私の望んだ世界は違うの。
自由がないなら死んでいるのと同じじゃない。

そんな我が侭を湖面の月は笑って私を許してくれる。
月は真実を隠したまま、私に意地悪をしている。
「自由など何処にもない」


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