遺書

2004年01月19日(月) The back of beyond

僕の見た空、世界の果て。

楽園にはウサギがいた、けれど攫われたまま帰ってこない。
目の前に自由に気づいた、同時に不自由にも気づく、
これって当たり前のことだと思う。きっと彼女もそうだったのだ。
自由を目の前にして全てが嘘だったから否定して、どうにかなった。

海が赤いのは、うさぎが沈んでいった日を思い出して涙を流したから。
せめて夕暮れ時ぐらい感賞させてあげてもいいはずだ。
海にも意識があっても可笑しくない、薄れていっているけれど、
それは仕方がないかもしれない、多くの命を作ってきたから。
せめて最後の涙は小さな動物へ、ってことかもしれない。
誰も解っちゃ居ないのだけれど。

そんな海が恋しくなるときもある、愛してみたい。だけれどできない。
そんなときは海に身を任せてみる。僕は海にキスされている感覚になる。
羽がはえて天使のように身体が軽くなる。ような気もする。
涙ぐんだところで、結局それは海の塩の所為だけど。
ずいぶんキツイ贈り物だな、と僕は思った。思えた。

そんな世界。愛すべき世界。僕の世界、僕らの世界。貴方の世界。
祈りながら銃声をあげる。恐らく悲鳴も。
結局愛されなきゃそれまでだもの、さようなら。って言ってみた。
愛を利用して世界は回ってる、それが愛じゃないとしても、
愛に見せかける努力が愛だったりしたりしなかったり、りりり。

僕の見た世界、宇宙の果てに
そっと耳を傾けてみる。


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