海に沈んだ愛。とかそんなものいらなくて、歌が歌えなければ歌わなければいいし、愛してもらわなくてもどうってことはない。上からの圧力で制御されている国は、からころと音を立てて昨日までの平和を崩した。其の世界は偽物でした、って言ったみたく。これは愛でもなんでもなかった。積み流し、積み流す。もう何も聞きたくなかった。瓦礫の上じゃ少女が唄うし、道路の上じゃ青年が死んだ。わたしは壊れた人形を抱いて歩いているけれど、行き場所はないような気がした。