遺書

2003年08月24日(日) ヤ 安売りの星

妹がさ、どうしても星が見たいって言うから、
星を盗んで、ほらこれが星だ!って言ってみせたいんだ。けがれてるけど。
ちょっと手を伸ばして、星を盗もうとしたって、
羽なんかないことに気付いて、落ちて。
さんざんな目にあっても、手を伸ばしては、
星を掴もうとする。俺。

妹がさ、どうしても星が見たいって言うから、
星を拾って、ほらこれが星だ!って言ってみせたいんだ。汚れてても。
ちょっと外に出てみて、辺り見回したって、
簡単には落ちてないんだ、困った。
さんざんな目にあって、やって来たのは、
隕石だけって知ってしまった。俺。

妹がさ、どうしても星が見たいって言うから、
星をもらって、ほらこれが星だ!って言ってみせたいんだ。もらいもんだけど。
街中の家に当たってみて、頼んでみたって、
そんな物はありしないよって、笑われた。
さんざんな目にあって、走り回っても、
見つかりはしない。星。

妹がさ、どうにかして星が見たいって言うんだ、
星を探してて、見つけたんだ星を!思ったより安かったよ。足りないけど。
そこら辺で働いて、お金貯めてった、
売り切れ寸前で滑り込んで、買ってみた。
さんざんな目にあって、傷だらけになって、
お前も俺と同じだな。星。

妹にさ、星を見せてやったんだ。
だけど妹がぶっ倒れてて、どうにかしようと思ってたら、
星が自分の事を喋り始めて...。
流れ星だってことがわかったんだ、
思いっきり願ってさ、目を覚ましたんだ妹が、
やったよ、ありがとう。
お礼も聞かずに流れていった、俺の星。

---それからさ、妹が言うんだ、星が見たいって。
--------リピート。1行目。


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