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2009年05月25日(月) オリンピック

最近感じていることを、つれづれなるままに。

 早いもので、来年はバンクーバーオリンピックです。ノルディックファンと
いうこともあり、また子供のころからフィギュアスケートファンですから
夏より冬のオリンピックのほうが個人的に盛り上がります。冬スポーツって
TV中継も少なく、普段は注目も浴びないので、ゴールデンタイムにメインで
取り上げてもらえるオリンピックは大変貴重です。
 とはいえ、今回は夏のお話。2016年の夏季オリンピック開催地に東京が
立候補してますね。ついこの間まで、誘致活動も盛り上がってなくて、
ニュースで取り上げられても「無理に話題作りに結び付けようとしてるな」
という「やらせ感」がばりばり伝わってきました。それが最近、IOCの調査団
もやってきてじわじわと「オリンピックがやってくるかも、ヤアヤアヤア」
ってな感じでみんなの期待感みたいなものが感じられるようになってきています。
東京の人はわかるでしょうが、駅や公共施設、あとちょっと大き目のイベント
会場なんかだと東京オリンピック関連のポスターや旗なんかがあるんですよね。
何となくオリンピック誘致に「慣れて」きたのだと思います。
 でもね、冷静に考えてみて、今の東京にオリンピックを招けるだけの
「余裕」はないと思うのですよ。経済的な、ではなく、もっと具体的に
「空間的な余裕」です。
 例えば、交通手段。いくら景気低迷で人出が減ったとはいえ、平日の昼間の
山手線でも確実に空席を見つけられるかといえば、そんなことはない。時間に
よっては一定の区間で乗客すし詰めなんてことも。社長はラジオを聴きますが、
交通情報ではいつも事故やら何やらで首都高の渋滞が伝えられています。
 普通の生活だけで一杯一杯。そんな東京に世界各地から選手団、観客、
メディアを受け入れられるのりしろがあるとは、とうてい思えないのですよ。
やれるとすれば、会社も休みで帰省で人が減るお盆くらい?それじゃ無理ですしね。
 もともと、ヒト・モノ・カネの東京集中に疑問を持っている社長なので
見方も厳しいのかもしれません。誘致する側としては、このオリンピックを
「今後、都市への集中にどう対応するか」考えるきっかけにもしたいらしい
のです。
 しかし一方で、地方からの人口流出、特に若い年齢層が進学や就職を
きっかけに都市部へ移動してしまう現象も問題となっています。65歳以上が
半数を占める「限界集落」なんていう言葉も話題です。
 都市環境を考えるなら、そろそろ対症療法だけではなく、根本からの改善を
考え始めるべきです。いかに都市に集中させないか。そのためにオリンピックは
必要なのかといえば、答えは明らか。NOです。


まるそ |MAIL