ぐっどくりふ旅行会社-Good Cliff Tours-
DiaryINDEXpastwill


2005年08月04日(木) あなたならどうする?

昨日の夜9時過ぎのこと。
いつもの帰り道を歩いていて、ふと前をみると、社長の10mほど前を
歩いているおじいさんの足取りがおかしい。路上駐車している車に倒れ
掛かりそうになりながら、ふらふらしている。酔っ払いだな、でも危ないな
と思っていたその時、いきなりばたりと歩道に倒れました。
びっくり。日本だったら「おじさん、大丈夫?!」って声をかけられた
でしょうけど、ここはドイツ。な、なんて言えばいいんだ、えーといつも
観てるERでは何て言ってたっけ、などと考えつつ恐る恐る歩道に倒れている
おじいさんの方へ。私より先に、向かい側から自転車で走ってきた学生風の
お兄さんが、おじさんに駆け寄り、声をかけ、呼吸を確認。間をおかず、
さっき私が追い越してきた、乳母車を押した若いお父さんも駆けつけ、
携帯で救急車を呼ぶ。通話が終了するとすぐに近くを走っていた車に合図、
運転手の女性に事情を説明し、救急箱を借りる。すぐにゴム手袋(救急箱に
あの医療用手袋が装備されてるなんて、知らなかった!)をはめ、学生さん
と一緒にもう一度呼吸を確認、「あまり動かすと危ない」「この姿勢でいい
んだっけ」などと話しながら、倒れた男性を横向きにし、ひざを折った
姿勢にする。その間、運転手の女性は保温用のシート(薄手の、アルミ
ホイルみたいなやつ)を広げ、男性にかけている。
3人の手際の良さに驚きつつ、すでに暮れ始め薄暗い大通りで、黄色い
パタゴニアのジャケットを着ていた私にできることといえば?…到着した
救急車に手を振って、居場所を知らせるくらいでした。無念。
冷静な救急隊員さんが男性を引き継いでくれたので、通りがかりERは解散。
しかし、すごいねドイツ人。確かに運転免許を取るときに、救助の研修が
あった気がするけど、覚えちゃいないよ。それに日本で車を持っている人の
何割が、自分の車に救急箱(それもゴム手袋入り)積んでるだろう?

日本に帰ったら、赤十字の救急処置研修を受けようと思った社長なのでした。


まるそ |MAIL