TWILIGHT DIARY
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2003年07月16日(水) 永遠に26歳のままの一ノ瀬くん。。

この間の日曜の深夜、
報道カメラマンであった一ノ瀬くんのお母さんのドキュメンタリーをTVで見た。
一ノ瀬くんの被弾したカメラの中にあったフィルムを、
30年ぶりに現像することになったのである。

専門家によって淡々と続けられる作業。
静かに進む作業だが、
そのフィルムが現像された時、お母さんは泣いてらっしゃった。
見ているこちらまで、ぐっときてしまった。
他人にはわからない、つらくて長い30年間だったのだろう。

そんなこともあり、本屋さんを何軒か探して、
発行されたばかりの一ノ瀬くんの写真集『もうみんな家に帰ろー!』を買い求めた。

表紙の一ノ瀬くんは、30年経った今でも、26歳のままの若いカメラマンである。
彼が生きていれば、私よりも年上なのに「くん」づけしてしまうほど、彼は若い。

写真は60年代の新宿の学生デモから、
戦場のインド・バングラディシュ、カンボジア、ベトナム。。
60年代後半から70年代前半にかけて、内外で政変の多い時期だったこともあり、
前線を飛び回りファインダーから覗く世界は、どんなに衝撃的であったかと思う。

彼の最期がどうだったか、という件りについては、
いかに報道カメラマンが命がけで仕事をしているかを重く感じさせられた。

そうして撮られた数々の貴重な報道写真には、
真実だけが語られ、そこには嘘のひとかけらもないのである。


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izumi [HOMEPAGE]

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