■ゲロッチャ !!■
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| 2005年06月11日(土) |
■戦国自衛隊1549を観た! |
「戦国自衛隊1549」を見てきました!! ほんとはZガンダムーを観に行ったンだけど チケット買うときに気が変わって戦国自衛隊を見ちゃいました。アハン
<あらすじ> 陸上自衛隊「東富士駐屯地」では対プラズマ用人工磁場シールドの 展開実験が行われていた。だがその実験の最中に予想外の暴走事故が発生。 実験に参加していた的場( 鹿賀丈史 )ら、第3特別実験中隊が460年前の 戦国時代へとタイムスリップしてしまう。
事故から2年後、 過去への干渉が原因とみられる虚数空間ホールが日本各地に出現し、 現代を侵食しはじめる。 この異常な事態を収拾するために“ロメオ隊”が組織され、 的場の元部下だった鹿島( 江口洋介 )、 事故を引き起こした神崎( 鈴木京香 )らがチームに参加する。 事故当時と同じ状況を人工的に作り出し、2度目のタイムスリップを敢行。 1549年へと向かうロメオ隊だったが、彼らに残された時間はたったの 74時間27分。それを過ぎると現代には戻れなくなってしまう。 そして、そんな彼らたちを更に驚愕させる事態がその先に待ち受ける。 果たして彼らは無事生還できるのか? 日本を救うことができるのか
うん。導入部の胡散臭さに「なんだかな〜」と思いつつ 戦国の世にタイムスリップしてからの展開は面白かった。
骨太な主人公の江口さんは、かっこよかったv けれど、 役柄はTVドラマ「救命救急」の新藤先生みたい。有能な助っ人って感じで。 主人公の「想い」が中途半端だったような気がするな〜。
生瀬さんといい、ツッパリ嶋さんといい、 男臭さが足りない自衛官ばかりだったな〜〜。 平成の自衛官は皆、小奇麗。 そういうキャスティングも演出の一環なのかな。
その点、武士役の北村一輝は、武士武士してて良かった。脂ギッシュで。 タイムスリップして平成に来てしまった七兵衛。 Yシャツを着ていても妙な違和感があって、歩き方も武士武士していた。 夕べの「タイガー&ドラゴン」でのヤクザ役も巧くて唸ったけど 戦国武士役も良かったな〜〜!!! なんだろ あの落ち着き具合は。スゴイ俳優だよね。
あと、中尾君。 彼もよかった。いつも彼を見ると「自然だな〜」と思うのだけど 戦国の武士役(13歳)もこれがまた自然な演技でよかった。 セリフ回しもたどたどしくて、舌っ足らずなトコロもあるのに そこすら魅力的なんだよね。スゴイ というか、ワザとなの?呂律が回ってないのはワザと??演技?
この「戦国自衛隊1549」は、1979年の映画「戦国自衛隊」とは 物語が全然違うそうだ。 千葉真一の「戦国自衛隊」は、 戦国へタイムスリップした自衛官全員、現代へは帰らない。 自衛官達の、戦国の世での生き様を扱った映画らしい。
この「1549」の方は、消滅しそうな現代を救え!というミッションがあり、 かつて上司だった男との対立があり、 歴史の悪戯、小細工がある。 「歴史」は単なる時間の流れで過ぎ去ってきた過去のことではなく 何らかの意思や意図のようなものがあって、 修復しようとしたり排除しようとしたり ちょっとなんだかスケールの大きな描き方になってるところも面白かった。 ここは原作の面白さを加味してるのではないかな??
ネタバレになってしまうので、これから観る予定のあるひとは ここから下は見ないでくださいネ
助けに行ったはずの上司は、その辺一帯を統治する支配者となっていた… っていうくだりは、「地獄の黙示録」みたいだね。
救助と思っていたのは江口さんだけで、 ロメオ隊の本当のミッションは的場の暗殺だったし。
映画のラストシーンは「ダイハード」みたいだった。
あれだよね。もう映画で目新しいことって出来ないンじゃないのかな? どうなのかな?
映画観てても、 「あれ、このシーンみたことある」って思ったり 「この次はこーゆー展開になるゾ」って分っちゃったり 「あ、 この流れは過去の映画の踏襲??」って…
でも やっぱり映画は面白かった! 特に私、自衛隊のODカラーに萌えるタイプなので ヘリや戦車に悶えちゃったv
あー。本日はネクサスもジャスティもガンダム種もあったンだけど 感想はまた後ほど。
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