活字中毒のワタシの日記

2018年08月02日(木) 植松努『あきらめない練習 何をやっても続かない自分を変える』★★★★☆



株式会社植松電機の代表取締役、植松努さんの著書。

彼のプロフィール。

子どものころから紙飛行機が好きで宇宙にあこがれ、大学で流体力学を学び、名古屋で航空機設計を手がける会社に入社。1994年に北海道に戻り、父・植松清が経営する植松電機に入社。産業廃棄物からの除鉄、選鉄に使う電磁石の開発製作を手がける。

10年後、カムイ式ロケットの研究を進めていた北海道大学大学院の永田教授との出会いをきっかけに、ふたたび宇宙へのあこがれを胸にロケット研究の全面支援を約束。
以来、「ロケットの開発」、宇宙空間と同じ無重力状態を作り出す「微少重力の実験」、「小型の人工衛星の開発」、「アメリカ民間宇宙開発企業との協同事業」と4つの宇宙開発を軸に研究開発を進める。

主な実績として、人工衛星「HIT-SAT(ヒットサット)」の研究・打ち上げ、カムイロケット打ち上げ実験(到達高度3,500メートル)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同での打ち上げ実験、ARCプロジェクトを立ち上げなどがある。2012年には、カムイロケット500pの打ち上げ実験で到達高度7,400メートルを達成している。

全国で企業研修や講演活動(学校含む)を行い、可能性を広げることの大切さを伝えている。宇宙のことを楽しく学ぶ子どもたちのためのスペースキャンプづくり、小・中学校、高校における体験学習など、若い世代に夢を与える活動にも力を入れている。

「思いは招く」のTEDトークは心に響きました。
→https://tedxsapporo.com/talk/hope-invites/

心に残ったところ。

「人から必要とされるのは、難しいことではありません。人を助ければいいだけだからです。」(p36)

シンプルだけど、真実。

「『自分には無理だからしてもらう。いや、してもらうしかない』ではなく、『自分にもできそう。自分でやろう。できるかもしれない』と思うだけで、人生の価値はきっと大きく変わります。
だからこそ、作っている過程を調べたり、作りかたを調べたり、自分でやってみることは、きっと大事です。
生み出すことができないと、奪うしかありません。払う対価がないときに、欲しいものを手に入れるには、自分で生み出すか、相手から奪うかしかありません。
だから、『自分でできる』という気持ちは、社会を成立させるためには、不可欠なほどに重要なことだと思います。」(p74)

「不可能の理由は100見つけても、答えは0。可能の理由は、わずか1見つけるだけで、可能になる。0と1の間には、無限の開きがあります。」(p75)

津波てんでんこの教え。
「その教育の3つの柱は、
(1) 想定にとわられない
(2) 最善をつくせ
(3) 真っ先に逃げろ」
というものだそうです。」(p211)

知ることができてよかった、植松さん。
ありがとうございました。

植松努 『あきらめない練習 何をやっても続かない自分を変える



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2018年08月01日(水) 経沢香保子『日記ブログで夢をかなえる』★★★☆☆




著者の経沢香保子さんは、日本の実業家。
2000年にトレンダーズ株式会社を創業し、2012年に当時の女性最年少上場を果たしたそう。

そんな彼女が書いた本の、心に響いた言葉たち。

「自分より売れていない営業マンとは口をきくな」(p41)

「成功している人は、うまくいかない時には、環境や周囲のせいにすることがなく、自分をどうやって変えていけばいいのか常に考えているし、常に試行錯誤して成長し、成功を手に入れています。」(p41)

「勢いのある社長さんには共通点があって、ネガティブなことを書いても、『こういうことがあってイヤだった』だけでは終わらせません。『こういうことが原因だから、それを消化した上で、次はこんな手を打つぞ!』と結局は必ずポジティブな言葉で締めくくっています。」(p44)

ポジティブ。
積極性。
最上志向。
戦略性。

全体から、そんな強みを感じました。

経沢香保子『日記ブログで夢をかなえる



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2018年07月20日(金) 関根勤『バカポジティブ 関根の法則』★★★☆☆


関根勤『バカポジティブ 関根の法則

うまいこと言うなあ、と思ったところ。

「人間の能力は三角形の方程式である。持って生まれた才能は底辺、努力が高さ。すなわち、たくさん努力をすれば三角形の高さは高くなり、面積は大きくなる。逆に、いくら才能があっても努力をしなければ、三角形は小さくなる。」(p9)

彼の物の見方がすごくいい。

「物事っていうのは、見方や受け止め方でその内容がガラリと変わってくるもの。(略)
だってゴルフなんて、打数で料金を割れば、割安になるくらいなんだから、いくつ叩いてもいいんですよ。すこしずつ上手くなりゃいいんだしね。ミスを恐れてチマチマやるより、伸び伸びやったほうが楽しいに決まってる。それは、どんな世界にも言えることだとおもいます。」(p30-31)

これも、忘れないようにしたいこと。

「だからね、人をホメる人は、人にホメられる。人を生かす人は、人に生かされるんです。」(p81)

「人間、追い詰められ、開き直った時が、もしかしたら絶好の機会なのかもしれません。だってもう、後にも先にも何もない。だからこそ、丸裸になって勝負に出られるわけですから。怖いものなしです。」(p137)

彼が「愛される理由」がわかった一冊でした。



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