すぐだ、
すぐに攫いに行く、
運命よりも早く行く
北極星向き最短航路で
エメラルドグリーンに腐った水
足を浸けたところから
白く爛れていく
夏
午後
遠くのヒグラシ
青い魚が
跳ねて崩れた
足は相変わらず痛むままで、
今日は一日家でぐうたら休んでいました。
本を読んだり寝たりオリンピックを見たり。
一人暮らしの初めは「独り言なんて言わない」と思ってたけど
今は「痛い痛い痛い」と叫んだり、
オリンピックを見ながら、ぎゃ!とかわっ!とか呻いたり
割合一人でうるさく過ごしています。
いやだなあ、この調子だともう半年後には
センテンスで独り言言うようになりそうだ…。
週末には大阪に帰って友達と漫画探しに行く予定だったのに
この足じゃとてもじゃないけど大阪まで動けない。残念だなあ。
というか9月に入ってすぐに大学のクラスメートと
南の島に旅行に行く予定なのでそれまでに治って欲しいです。
空港とかホテルで読む本買わなきゃ。
何がいいかなー。
足が急に痛くなってきて
とうとう歩けないほどになってしまったので
病院で湿布をもらって(原因は結局よくわからなかった)
家でおとなしくしていることにしました。
最近あっちこっち西へ東へうろうろしていたので
少し休めということなのかもしれません。
今こそ夏休み用に買い溜めしていた本を読むときだ!というわけで
静かな午後の読書タイムを楽しんでいます。
北村薫「ターン」
中学か高校の頃、夏休みに図書館から借りてきて読んだ。
これがわたしの初めての北村薫。
ちなみに高村薫はまだ読んだことがない。
エルヴェ・ギベール「赤い帽子の男」
読みながら何度もうつらうつらした。
つまらないから寝るのではなく、
意識をゆらめかせることが読書の一部となっていた。
| 2004年08月17日(火) |
自転車に住み着くなかれ |
大阪に一週間ほど帰ってきました。
歯医者に行ったり友達に会ったり、
あんまりゆっくりはできなかったけれど楽しい帰省になりました。
高校時代の友達だけでなく中学時代の友達にも会っちゃいました。
4年半ぶり?
ちっちゃかった子が随分背が伸びていたり声変わりしていて衝撃…!
あちこち歩き回りすぎて足が痛くなったものの
湿布を貼ってまたしつこく歩き回って会えるだけの友達に会って満足です。
免許取得中の友達が何人かいて
話しているうちにまたやる気がでてきました。
だらだら教習所に通っているので仮免すらまだ遠いのですが
がんばって免許が取れたらみんなで遠出したいな。
で、明日は技能教習の予約があるのですが
なんか大雨くさいので心配です。
今年は関西もよく大雨が降りますね。
今日自転車に乗ってしゃこしゃこ漕いでいると
右腕がなんだかもぞもぞする、
ふと目をやってみると大きな蜘蛛が…!
慌てて腕をぶんぶん振って払った
…つもりでいたら実はまだ背中にひっついていて、
しばらくまた進むと今度は左腕に蜘蛛が…。
仕方なくつまんで確実に遠くに放り投げました。
ううう、田舎……。
ここでは2日自転車を使わないと蜘蛛が巣を張る。
大阪に帰るので一週間ほど日記がストップします。
小学校の時の修学旅行で行ったところに
もう一度行きたい!というわがままを知人がかなえてくれて
長野の山を満喫してきました。
立ち止まっていると、みるみるうちに雲が流れて
遠くの山がかすんで、晴れて、またかすんで
空も曇ったり青くなったり白くなったり灰色になったり
いつまで眺めていても飽きのこない景色でした。
で、それはいいんですが、
帰り道で想像を絶した豪雨に遭い、
(それもそのはず、後で知ったけれど警報が出ていた)
避難した先のパーキングでは停電にみまわれ
ナトリウムランプも消えた暗い高速を疲れた気分で戻ってきました。
疲れた…。
平手打ちのような雨
一瞬見えた雲の切れ間に
青く深い切込みが
…メキシコのマリアの幻視を見たよ