あいしてる
とか言ってみる
例えばうそでも
思い切り言い切ってみる
それで少しでも近づけるなら
今はそれで
それだけで



その人を
愛することが罪となる
では
誰をも愛さないことは?


2005年10月18日(火)



 謝罪ってのは自分の内に向けてするもんじゃない。
 ってのはわかってるんだけど、面と向かって謝る度胸は今はないっす。。もうちょっと時間経ってからに、してもいいかなぁ。。でも時間おいたら誠意示すことにならないよねぇ(涙)。。






[声]
 :何度も何度も呼んでいた
  あなたを思って泣いていた
  自分の声に掻き消されて
  貴方の呼ぶ声が聞こえなかった

 :何度も何度も何度も
  名前を呼んで縋るように呼び続けて
  だけど届かなかった
  この声は貴方を引き止める力もない

 :迷いがあって進むべき道が見えなくても
  それでも続いている
  終わらせることは もしかしたら簡単なことなのかもしれない
  だけどそれはイケナイのだとどこかから声がするから
  結局は自分で選んでいるんだろう?
  例え逃げたくても逃げる場所なんてなくて
  進まなくちゃいけなくて
  立ち止まってなどいられなくて
  そう 思うなら きっと歩ける
  這ってだって進んでいける
  そう 信じるしかない

 :歌うから
  歌うから 歌うから
  ぼくは心を晒すから どうか見ていて
  メッセージ なんかじゃない
  伝えたいことなんて ない
  ただ歌いたいんだ
  声を限りに叫びたいんだ
  だからどうか ただ聴いていて
  ここにいる ここにいるぼくがここにいることを
  ただ 知っていて欲しいだけ

 :言葉にならない
  自分にしかわからない自分だけの声があって
  誰に理解してもらえなくてもかまわないこと
  誰かに認めてもらえないと安らげないこと
  まぁ色々
  心の棄て場なんて何処にもなくて
  蓄積されていく残骸に もしかしたら埋め尽くされていくだけなのかもしれないけど
  それでもそれを抱えたままでだって行けるだけのしぶとさってのがあるはずなんだ
  行けるんだ
  生きて行けるんだ
  この声が続く限り
  この心がそれを許す限り
  何処までだって 生きて行けるんだ


2005年10月16日(日)



 さて、サイト閉鎖。
 って正確には、月末までweb上には存在するんですが。
 なんかねぇ、しんどくなったんだよね。
 好きなんだけど、確かに大好きなんだけど、やっぱ創作って原動力がいるのよね。そんでそれは補給していかないと足りなくなっていくものなんだわ、私の場合。っていうのがわかりました、今回。
 好きだけど、近くにないと、何が好きだったのかよくわからなくなっていくの。人は忘れて生きる生き物だからね(…)。私は遠距離なんかできない人間なの。
 思いつきでとか突発的には多分できるけど、半年の間にそれが起こるかは謎。そして原作沿いが基本姿勢でありたい私が思いつきに走るときはきっとパラレルでしかありえなくて、しかも影響を受けるのは二次創作物とかまったく別物メディアからだったりするんだわ。原作からの、ってのではありえないのがわかるから、だからしんどい。だから閉鎖。休止も考えたけど、自分はそれやっちゃいけない気がする。ずるずる引き摺っちゃうのが目に見えてるから。そんなわけで閉鎖。
 いつか戻ってくる日が来るかもしれないけど、[stamp]はこれでおしまい。







「天使だ!イオ!天使がいた!」
「ああ?!」
 窓にへばり付いてチビが騒ぐ。ガラスに頭突きでもかましそうな勢いで。
 で、天使っちゃ何?
「だってちゃんと見たんだ。背中に羽が生えてた。白いやつだよ」
 白い羽があったらなんでも天使か?どうせ、そういう仕様のアンドロイドの類だろう。まぁ、ここらにくるのは妙ちきりんのばっかりだから、人外魔境でも納得だけどな。
「・・・で、どっち行った?」
「隣に行ったみたい」
「・・・ゴミ捨て場、ね」
 訊くまでもないことだったが、案の定の答えが返る。こんな夜更けにうちを訪ねてくる知人なんかありはしないし。
「いい子だ、チビ。もう寝な」
「ハーイ」
 見本のようないい返事に、ちびっ子の頭をかき混ぜる。チビをケイに引き渡して、一応護身道具を手に外へと向かう。
「・・・ったく、旧式だからな、もうセンサー利かないのかね・・・」
 なんの知らせも示さなかった防犯装置に文句を言ったところで、もう何年も整備していなかったのだから仕方がないのだけど。
(それとも天使には反応しないのかねぇ・・・)
 こめかみを指で叩いて、まぁそれで正常かどうかを判断できるもんでもないけれど。

「オイ」
 聳え立つフェンスを見上げ、今にもよじ登り始めそうな小さな背中に呼びかけたら、小さな体がピクリと揺れた。
 そこには、確かに白い羽を背中につけた人型のものがいた。闇夜の中で、白い羽が浮かびあがるようにあって、夜目にも眩しいってものだ。随分と堂々と盗みに入ってくれる。
「ここは捨てるのは自由だけどな、持ち帰りは認めらんねぇぜ」
 忠告に振り返った相手は、まぁ、実にカワイラシイ形の天使だった。おかっぱ頭にふりふりエプロンつきのメイド服たぁ、一体どういう趣味だろうな。
「何、アナタ?」
「ここの管理人だ」
 実に落ち着いた声だ。
 肝の据わった盗人か、はたまた常識知らずの利用者か、通りすがりはどうかと思うが、本物の天使ならそれもありか?さて?
「こんな夜中に、そんなデカイ鞄提げてコソコソと。天使のくせして盗人かい?盗みにくるならせめて羽は黒くしとけ」
 天使でも悪魔でも、ここから物持ち出そうなんざありえねぇ話だけどな。


2005年10月15日(土)



 『ベルセルク』の続きを見てるけど、とりあえず「夢のかがり火」まで見たんですけど、川で流されたキャスカが起きてガッツに裸で殴りかかるシーンとか、キャスカの少女時代の貴族に襲われかけるシーンとか切られているのは、何?予告では映像入ってたのになぁ。
 女の裸はダメなんだ?男のヌードはけっこうあるよ?確かに描かれてはいないけどさ。っつーか、血がどばどば噴出してるのは問題なしなの?どうなのそこら辺?これって中国製だけど、これの切られてるのは何処の基準なんでしょうね。色々不思議。全年齢向けだから切られているのかしら。だったらR指定でいいから、それでも買うからカットなしが良かったわ。。この先何処が切られるのかが。。(と思って続き見てたら、お姫さんの元に夜這いに行った所キスだけしてベッドシーンは雰囲気で流れはわかるでしょ的にカット。グリフィスが膝を抱えるシーンは、なし。いろんな部分が、話の筋がわかる程度に端折られるのね。。)
 そうそう、アニメと言えば醍醐味はやっぱ声優さん。ちなみに私は森川さんの声が好きなので、グリフィスはマンガの3割り増しくらいで好きかもしれない・・・。あとジュドー=上田さんもvヘッドホンで聴くので耳元で響く声に余計にうっとり(←怖いから)するのですvv






2005年10月10日(月)



 国語力って生きてくうえで必要よね。とか思ったり。
 母国語をちゃんと持ってないと大変だわ。
 そういえば、久々に生理的に受け付けない、他人の仕草ってやつを目の当たりに感じてしまった。あー、だめだ。思い出しただけでも「うげっ」って思う・・・。
 あと、人生二十数年目にして自分のスタンスを知ったっていうか。いや、これは再確認なのかな。多分この先も同じように確認しながらやってくんだろうけど、久々に、自分ってこういう思考回路なのねっていうのを知った瞬間がありましたよ。







 放課後の美術室。部活定休日の木曜にもかかわらず、律朗は完成間近の絵が気になって、キャンバスに向かって筆を取っていた。部活のない日にまで描きに来るような部員は、作品展前でも何の締め切りとも関係のないような今の時期には律朗一人しかいなかった。部員がいなければ放課後の美術室などに寄り付く人間もそういないものだが、しかし今は美術教師に呼び出しを食らったという人物がいたので、一人きりではなかった。普段は自分のテリトリーだと何の疑問も持たない場所に、知らない顔があるのはそれだけで据わりの悪さを感じさせる要因になる。しかしそれも、筆がのってくれば気になるほどのことでもなかったので、律朗は二三言葉を交わした後は、そこにいる人物にあまり注意を払わなかった。
 授業の作品提出がされていないために単位を出せないという美術教師からの達しを受けて、暁生は美術室を訪れていた。しかし呼び出しをかけた当の本人が職員会議でやって来ない為に、彼は待ちぼうけを食っているところだった。
 次の色を出そうと一旦筆を置いた律朗は、ちらりと暁生を見た。暁生は何をするというわけでもなく、窓際のロッカーの上に腰掛けて晴れた冬空を窓枠にもたれて仰ぎ見ている。ストーブを焚いて室内は温められていたけれど、隙間風が入る其処は寒いのではないかと律朗は少し気になったが、すぐにキャンバスに向き直った。
 ため息が聞こえた。
 それと同時に、窓の滑る音が響く。瞬間感じた冷えた空気に「え?」と思っていると、声が聞こえた。
「羽でも生えて、飛べればいいのに」
 独り言だったのだろう。しかし暁生の呟きは、少し離れた場所で絵を描いていた律朗にも確かに届いていた。
 開け放たれた窓からは、冬の冷えた空気が流れ込み、小さなストーブで暖められていた室内を侵食していく。
「・・・どっか、行きたいところでもあんの?」
 画布に筆をのせようと、上げかけた手を下ろし律朗は尋ねていた。空を見上げたままで、暁生はそれに応える。
「別に」
 そっけない返事に、しかし少しの間があって言葉は続けられた。
「此処、以外なら何処でもイイか」
 どうでもいいような口調に聞こえるのに、長い前髪の間から覗く暁生の視線の強さがその言音を裏切っていた。『空を飛んでみたい』なんて子ども染みた科白だと、微笑ましい思いになどならなかった。どこか危うさを秘めたようなその目が、律朗を困ったような気分にさせた。空を見上げるその瞳が、もしも自分の身に当てられていたなら、きっと痛いに違いない、なんて思った。
「・・・あ、のさ」
 反射的に、というのが一番正しい。何を考えてのことではなく、律朗は言っていた。
「コレ、いる?」
「?」
 コレ、と言って、手にしていた筆で、今現在自分が向かっているキャンバスを指して見せた。しかし言われたほうはすぐに律朗の言葉を飲み込めなかったらしく、不思議そうな顔をしてみせた。ここにきて、初めてその目と視線を絡める羽目になり、律朗は少しうろたえたかもしれない。
「あー、イヤ、羽が欲しいんなら、とか思ったりして・・・」
 尻切れの言葉に、自分で自分の言葉に戸惑っている律朗の気持ちがまんま表れていた。いきなり何を言っているんだろう、自分は?
「・・・その絵、くれるって言ってんの?俺に?」
「いるなら、だけど」
 驚いたような顔で暁生が問い返してくる。答えて律朗は、おかしなことになった、と思う。大体、律朗と暁生には面識がないのだ。同学年だからお互いに顔くらいは見たことがあったが、言葉を交わすのはこれが初めてで、たぶん互いに名前すらはっきりと知り合ってはいない。だというのに、いきなり絵をやろうか、などとは、親しい友人にも家族にもそんな言ったこともないようなことを言っている。怪しまれたとしても、十分に仕方のない話だ。しかし。
「ホントに、本気で言ってんの?マジで?!」
 徐々に強くなる口調で、やたらと念を押してくる暁生に段々律朗のほうが引きそうになってくる。
「いや、だから、あんたがいるならの話であって」
「いる!いるいる!欲しい!」
 あんまり勢い込んで言ってくるものだから、律朗のほうこそマジで?なんて問い返したくなる。
「あとで返せっつってもダメだからな!それはもう俺のもんだから!」
 言いながらロッカーから飛び降りてきた暁生は、まだ描きかけの絵を覗き込んで、眩しいものでも見るみたいに目を細めた。そこにあるのは翼を広げた鳥の絵だ。なんの目新しい構図でもないけれど、柔らかな羽毛に覆われた、しかし一振りの羽ばたきで空に飛び立つ為の、強靭な翼を律朗はそこに描き出そうとしていた。
 これは、かなりクルものがあるなと律朗は徐々に冷えてきていた手の甲を口に当てた。
「すっげー・・・」
 もしかしたら、これ以上はないってくらいの笑顔で、暁生は律朗の絵を眺めた。そして、「ありがとう」と。
(・・・そんだけの顔みせられたら、俺も本望デス・・・)
 開け放った窓のせいで、すっかり冷えている室内だというのに、汗をかきそうなくらい熱を感じた。
(人から礼を言われるのがこんなに照れるもんだとは知らんかった)
 思いながら律朗は奥歯を噛み締めた。
 どこか尋常じゃないと感じるくらいの強さで空を見上げていた暁生からは想像できないような子どもみたいな純真なリアクション。そのギャップが更に律朗を落ち着かなくさせていた。


2005年10月04日(火)







最初の記憶はショーケース越しの風景。
そして暗転。
次に目にしたのは小さな少女。
そして彼女が 私に名前をくれた人。
『ツバサ』

自らの意思で動かぬもの(動けぬもの)は 心無いものと思いますか?

「ツバサは外から来たんだね」
「外はどんな所?何があるの?」
「どんな光も音も匂いも。感触も味もぬくもりも」
「私はここしか 知らないの」
いいえ、私も知りはしないのです。
知ることなど何一つ。

「ツバサ」

「ツバサ」「ツバサ」「ツバサ」

「ねぇ ツバサ」

いいえ、いいえ。
どうかその名を呼ばないで。

語り掛け
問い掛ける
答えを求めているわけではなく
返ってこないことは知っている
だけど彼女が『ツバサ』に問い掛ける
『私』に
応える術のないことがもどかしくあり
けれど
それが多分私のあれる唯一つの理由でしょうに

「ツバサ」

「ツバサ」「ツバサ」「ツバサ」

「ねぇ ツバサ」

いいえ、いいえ。
どうかその名を呼ばないで。
そんな苦しげに呼ばないで。
私はあなたを苦しめていますか?



自分の属性を捨てたいと思う。それはひどく単純で純粋な心から。けれど無知で愚かな望みでもある。
私は人間になりたいのです。
それがあなたの役に立てる唯一の方法であるように思えるから。存在価値を認められる唯一の方法ではないのかもしれないけれど。
髪に与えられたものだとて捨てましょう。
あなたのために(あなたを思う私のために)私は私であることを捨てましょう。
そうして新たな私を得るのです。



与えられたものだけで満ち足りていられるほど孤独を知っているわけじゃない。厄介なことに、もっと欲張りなのだ。




2005年09月30日(金)







設定は下から引継ぎ。いつか通しで書き上げたいけど。。

/湯浅直記/滝坂一

別れればそれで全ての問題はなくなるんだと思ってた。
それで奴と彼女が近付いたところで関係なくて、単純に、奴と俺との距離だけは元に戻るんだと思ってた。
(ああ なんだ 違うんじゃん)
(井上のことは口実で 単にアイツが 俺と離れたかっただけなんじゃん)

今まで友だち作るのもメンドーとか思ってた奴が

「・・・好きになってほしいとか 無理言わねぇけど 嫌われたくないとは思った」「・・・っっカじゃねぇの・・・っ?!俺は!お前にそんな話も聞いてねぇのに 好きも嫌いもあってたまるか!!この 自己完結野郎!!」「だから、可能性として 言ったら嫌われんだろうって」「俺には今までそういう観念がなかったのに 何の可能性だよ?!」「世間一般」「・・・っ、非常識の見本みたいな男が常識人ぶったこと言うなぁ!」
お前に友達として選ばれても辛いし もちろん 女とられたって辛いんだ
「どっち選んでも俺は傷つくんだから ダメージ少ないほう選ぶのは 俺的にしょうがないだろ」しょうがいない、で終わらせようってのか?お前にとったら、俺はその程度か?「ズルイだろ それは お前が勝手に決めたことを俺に何の説明もなく押し付けてんじゃねぇよ」
だったら お前が俺を無視して俺から離れんなら 俺だってお前がどうでも傍にいてやる
「・・・くだんねぇ代替しといてそれで何の結論が出てんだよ?そんなフィルター越しみたいにして お前は俺のこと判断するんだな」
違うだろ?まんま伝えてねぇのに!俺が恋と友情どっち選んでも関係ないだろ?それはお前を選んだことにも選ばなかったことにもなんねぇだろうが!
好きの種類にどんだけの違いがあるかなんて 場数踏んでねぇから俺にはそうそう判断つきにくいけどな だけど俺は 恋も友情もひっくるめて お前のこと選びてぇって そう思って 今思うから!
ちゃんと言え お前は俺と関係があった それを切りたいってんならつまんねぇ言い訳じゃない話を 俺にしてからにしろ


2005年09月28日(水)









恋と友情どっちが大事?
なんて、割とよく聞く二者択一。そんなの何を基準に比べりゃいいかもわかんねーけど、だけど俺にも選択権くらい与えろ!

「湯浅、俺さ、井上に告られた。んで、付き合うことにした!俺も前からいいなーとは思ってたけど、まさか向こうもそうだったなんて思わなかったぜ」
「・・・俺も、好きだった」
「へ?」
「俺も、好きだったっていったんだよ。けど、ハジメはもう井上と付き合うことにしたんだよな」
「え、湯浅もって、ええぇ?!」
「・・・じゃ、俺らの付き合いもここまでってことで」
「は?ちょっ、湯浅?!」

湯浅という男はいつも怖い顔をしている、というのでちょっとした有名人だった。奴の強面はちょっとした有刺鉄線のようなもので、本人の意図もないのに衆人避けにはうってつけのものだった。とにかく奴は目つきが悪い。その上喋らない。凡人はお近づきになりたいと思うタイプの人間ではなかった。斯くいう俺もその一人。同じクラスになって一月近くが経とうというのに、それまで口を利いたこともなかった。
ある日の放課後。天候が一変して、急遽部活が中止になった。無駄な荷物は置き勉していこうと教室に寄ったら、のんきに寝ているデカブツがいた。
(湯浅だ。あの湯浅が寝てるし)
闇討ちにはもってこいだなどと、物騒且つ意味不明のことを思いついてその寝顔を除き見れば、それは穏やかな顔で寝こけていた。
(寝顔は普通じゃん)
と油断して眺めていたら目を覚ましてちょっと焦った。しかもかなりの凶悪面でガン見して来る。
(ヤバっ、俺締められる?!)
「・・・ああ、滝坂?」
寝起きの掠れ声で言われてちょっと拍子抜けした。
(わっ、たっ、なんだ?ヤられない??)
「・・・俺、何もされないの?」
「は?」
「え、いや睨まれたから、何か制裁があるのかと・・・」
「ああ、スマン。俺目が悪いからガン垂れてるように見えたかも?」
「目、悪いって、そんなに?メガネとかは?」
「いや、普段はコンタクトしてたんだけど、入学前に流してそれ以来・・・。買いにいくのが面倒で」
「って、この距離で見えんくらい悪いくせにっ!しかも入学からもう一月経つぞ、オイ!?」
そこではっと気付く。
「お前、もしかしてその傷、見えてないのが原因で怪我したとか言わないよな・・・?」
「・・・言う」
「なんつー物臭っ!おまえ、下手したら死ぬぞ!信号とか見えてるか?!」
「まぁぼんやりと」
「普通に不便だからメガネは買え!っつーか今から眼鏡屋いくぞ!」

「お前、物臭にも程があるぞ?せめて喋ってるときは相手見ろや、な!」

「いいよ、もう。俺、わかったから」
「つまり井上のことは建前なんだよな?」

2005年09月27日(火)



 人に同情してる余裕なんかないんだろうなぁ、自分。







 以下覚書。


不安になる 自分でいいのかと常に思う 上滑りの言葉を繰り返して 得られるものなどありはしない 安堵も 決意にも繋がらず

壊して 殺して それしか知らない 逝かせることしか知らない手 生かし活かすことを知らない

振りかざした腕の 降ろし所を失ったような居たたまれなさ
けっこう それも辛いよな

たくさんの命を奪ってきた手だ 血濡れの刀を握っているのと 同じ手だ 怖ろしくないわけがない 自分も そのうちの一つになってしまわないと どうして言い切れるだろう 今 刀を持っていなければそれで? それでも 血に汚れた手だろう 

その指が どれほど繊細に動こうと どれほど優美に翳されようと 

お前が俺に与えたもののことを思う それは怒りであったり 驚きであったり 自責や劣等感であったり 幾許かの連帯感を伴ったとしても 甘い感情は薄い

お前が俺に思い知らせること それは己の強さであり 同時に愚かさであり 同時に狭さであり その他諸々の 或いは俺の求めたくはないもの 一人で行ける強さも 一人を恐れる愚かさも 一人を望む狭さも 幾つもの 弱さを望ませかけるから

イタイは ジツに キレイなものだった シンゾウをヒトツキ それイガイのきずは なかった

指の先まで走る青い血管 ふと思う 皮とか骨とか血とか 人間ってのは形作られた生き物だ 生き物ってのは模られたもんなんだって

使い捨てだって何だって その場限りでも必要とされるなら
なんてことまで考えて なんて惨めなんだろう

いくつかの楽しいことがあって 熱くなる心と体 だけどなくならない自分 熱狂を知らない 動かない 動かされない自分 それが辛い

生きていくのが辛いんだ 壮絶な過去も トラウマも ふしだらな体も 痛がる精紳も 傷つける他人も 何もありはしないのに 此処にいることが辛いんだ

馴れ合えない他人 はまれない言葉 流されているようで 留まっている 此処からは動けない 動かない

罪も救いも何もかも 神様に押し付けて 責任転嫁もいいとこだ 罰せられないほどに見放されることを考えたことがあるか? どれほどに罪深いかと嘆きながら それでも愛される存在だと自惚れる 傲慢で醜い それが人の姿だろう その身の罪深さを呪うほどに 酔いしれていくのだろう?

「片腕がないなんて ヴィーナスみたいだね」

盲目の祈りを捧げ ただ祈り それで救われるなら 何故の苦しみだろう 
信じることはそれほどに清らかな行為だろうか ただの無知と愚かしさとは結びつかないと思うのか

汚れた窓越しに見る夕空はそれでもキレイ
青とオレンジのグラデーション
ポストの上の緑のカエル 尻を向けて動きもせず
ごちゃごちゃと色んなものに囲まれて取り囲まれて使っているようで使われている気分
地球が丸いこととか太陽が丸いこととかを僅かに曲線を描く境界が教えてくれる 少しずつ少しずつ沈むというより遠ざかっていく太陽その光の色は浮かび上がる影の色濃く深い色

いっぽん という言葉が持つ響きは何処までも いっぽん
まっすぐ という言葉が持つ響きは何処までもいっぽんの まっすぐ
すっきり という言葉が持つ響きは何処までもいっぽんのまっすぐをつきぬける すっきり
言葉には意味がある 響きにも意味がある
あなたがあなたであることを 存在だけで表している言葉が好きだ 



2005年09月26日(月)



 ということで、仕事帰りに買ってきました。『ベルセルク』を(笑)
 こういうことに関しては有限実行、なのよね。
 『岩窟王』はほしかったけどVOL.2しかなかったから我慢してみた。どっかに1が売ってないかな・・・。
 プロムローズ館までを一気に観る。
 ああ、身悶えるねぇ。
 どうしてかグリフィスを嫌いになれないんですよねぇ。ガッツをキャスカと、ジュドーをあんな目にあわせた人なのに。グリフィスとフェムトは間違いなく同一人物で、むしろグリフィスが彼らを贄として捧げることを選んだ人なんだからね、恨んで当然な気がするのに。きらいになれなれないなぁ・・・。
 アニメ版はグリフィスの美人度が上がっていてドキドキする。ガッツも美人。ジュドーも美人ね。マンガはかわいいんだけど。
 あと削られた部分ってどういう基準なんだろうね。細かい部分のセリフとか。ええっ、ここないの?!って部分があったりするのよね。マンガじゃ書き文字レベルの表現だから、それこそ削られてもしょうがないのかもしれないけれど、私的に其処重要よ、って部分。もったいない。私の中では補完されて進んでいくんだけどさ。







2005年09月25日(日)

* 宮雑記 * / 宮