| 2018年08月18日(土) |
スバッシュ・チャンドラ・ボース74回忌 |

今日8月18日はインドの独立活動の英雄「ネタジ・スバッシュ・チャンドラ・ボース」の74回忌でした。杉並区の蓮光寺では例年のとおり午後一時から法要が営まれました。個人的な「思い入れ」が強いことから法要に参列してきました。
今年の法要は珍しく「土曜日」に当たりますので、インド人の方の出席が多く、友人同士で誘い合ってきた方々に加えて小さな子供を連れた家族連れの参列も多くありました。夏の休日を家族で外出して楽しんだという感じの方が多かったようです。
「チャンドラ・ボース」に直接関係している方々は既に亡くなってしまい、ボースの関係者の参列は「ボース」に関係した方々の「子供・孫」の世代になっています。そして先の太平洋戦争を直接経験している人の数も減ってきているので、参列者の挨拶なども「直接のエピソード」より「伝聞情報」が多くなっています。これは仕方がない状況だと思いますが、戦争を直接知っている方々から話を聞いておくことが大切なことだと思いました。
夜は息子夫婦と娘私達夫婦の5人で武蔵浦和駅近くで夕食を食べました。息子夫婦は昨年10月に結婚してから初めてのお盆ということで、長野県須坂市にある墓参りと親しい親戚への挨拶のために信州に行ってきたのでその報告を聞きました。レストランは「プルチャーク」で手頃な価格のワインと美味しい料理が楽しめました。
| 2018年08月15日(水) |
78歳のボランティアがすごい |
12日から行方不明になっていた2歳の「藤本理稀ちゃん」が今朝無事に発見されました。発見したのはボランティアで捜索に参加した「尾畠春夫さん」78歳だそうです。尾畠さんはこれまで東日本震災や西日本豪雨でボランティア活動を続けてきたボランティア界では大変有名な方だそうです。今回は二日半捜索しても見つからなかった「藤本理稀ちゃん」をボランティアで捜索開始後30分位で見つけてしまいました。
「尾畠春夫さん」は65歳で「魚屋」を辞めその後は「恩返しのため」にボランティア活動を続けています。移動手段・宿泊手段は自家用車。ボランティアの方法は様々ありますが、もっともコストが掛らない・過酷な活動形態です。現地での食料調達・風呂・トイレなど不便であっても自分で何とか解決してしまう「レジエリエント」な方のようです。
山口県の大島とは幾つかの接点がありました。大学時代の友人の生まれ故郷で大学卒業直後広島勤務時代に大島の友人の実家に遊びに行ったことがありました。大変な御馳走を頂いた記憶が残っています。最近では「海底ケーブル敷設船」に乗っている時に瀬戸内海のケーブル修理で大島付近で工事をしました。瀬戸内海での工事の経験はこの一件だけなので、瀬戸内海の航海は西の下関から入って大島付近まで航行しただけとなりました。
| 2018年08月12日(日) |
ベルリンフィル ワルトビューネコンサート2018 |
この夏に退任するサイモン・ラトル指揮でベルリンフィル・ワルトビューネコンサートの模様を録画で見ました。ゲストはラトルの奥様の「マグダレーナ・コジュナー」でした。ラトルにとっては最後のワルトビューネとなるので結構思い入れの深いこんさーとであったようです。コンサートのプロフラムは以下でした。
ジョージ・ガーシュウィン キューバ序曲
ガブリエル・フォーレ 《パヴァーヌ》
ジョゼフ・カントルーブ《オーヴェルニュの歌》(抜粋) マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ)
アラム・ハチャトゥリアン《ガイーヌ》第3組曲より第2曲〈クルドの若者たちの踊り〉
アラム・ハチャトゥリアン《ガイーヌ》第1組曲より第7曲〈ガイーヌのアダージョ〉
アラム・ハチャトゥリアン《ガイーヌ》第1組曲より第8曲〈レズギンカ〉
オットリーノ・レスピーギ《ローマの松》
(アンコール) クラウディオ・モンテヴェルディ マドリガル〈苦しみは甘く〉 マグダレーナ・コジェナー(メゾソプラノ)
エドワード・エルガー《威風堂々》第1番
ジョン・フィリップ・スーザ《自由の鐘》
パウル・リンケ《ベルリンの風》
2018年6月24日 ヴァルトビューネ・コンサート2018
演奏:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 MS:マグダレーナ・コジェナー 指揮:サー・サイモン・ラトル
雨天の野外会場でしたが、サイモン・ラトルの「さよならコンサート」としてそれなりに盛り上がったコンサートだったと思いました。取り上げられた曲目は非常に多彩で(悪くいけば統一感が無く)でオールマイティ・ラトルに相応しいものだったと思いまます。
「コジュナー」をゲストに迎えるとホテルはラトルで一緒で済むでしょうから主催者としては便利なことは分かりますが、最近はちょっと「呼び過ぎ」の感があります。ベテランの味はありますが、新進気鋭の歌手を聞きたい聴衆も多いはずです。クラシック界でも「セクハラ・パワハラ問題の嵐」が吹き荒れていますので、そうした問題の無い(ように見える)ラトル・コジュナー夫妻は模範的なカップルとしては大変健全に見えます。
さて次の「キリル・ペトレンコ」がどのような音楽を聞かせてくれるのか、少し不安もありますが期待しています。
| 2018年08月07日(火) |
スバッシュ・チャンドラ・ボースに関する情報 |
少し古い情報ですが、8月18日に杉並区蓮光寺で行われる予定の「チャンドラ・ボース法要」に関する情報を検索していたら、インドの新聞に下記の記事があることを発見しました。昨年の5月31日「Times of India」の記事です。
「Bose died in 1945: Government」(May 31, 2017, 23:17 IST) Netaji Subhas Chandra Bose died in an aircrash in 1945, the government said on Wednesday, putting to an end a controversy that refuses to be buried about the freedom fighter having survived the accident.
日本語訳 「スバッシュ・チャンドラ・ボースは1945に亡くなっていた」 インド政府は、スバッシュ・チャンドラ・ボースは1945年の飛行機事故で亡くなったと公式に認めた。(情報開示請求に回答する形で表明)これにより独立の志士スバッシュ・チャンドラ・ボースは飛行機事故で生き残り、彼を歴史に葬ることを拒絶してきた論争に終止符が打たれた。
インド政府は「スバッシュ・チャンドラ・ボース」が1945年8月18日台湾松山空港の飛行機事故で亡くなったという説をずっと拒否してきました。インド政府は何回か調査団を組織して調査をしてきました。最新では2015年にこれまでの物証を徹底的に洗い直した作業もあります。今回はその調査の結果として一定の結論を出したものです。今回の政府回答の中では「テャンドラ・ボースは1953年に亡命先のロシアからひそかに帰国しバグワーン・ジーという隠遁者となってインドで暮らし1985年に亡くなった」とする説を否定し、この隠遁者はボースとは別人であると結論づけています。
このインド政府の見解表明が杉並区蓮光寺に安置保管されている「スバッシュ・チャンドラ・ボース」の遺骨の取り扱いについてどのような変化をもたらすでしょうか。今年の法要は例年どおり8月18日午後1時から執り行われるようです。
| 2018年08月05日(日) |
スリランカ・フェスティバル2018 |

代々木公園イベント広場で行われている「スリランカフェスティバル2018」を見てきました。日曜日午後の今日も関東地方は猛暑ですが、原宿の街は相変わらず多くの人で賑わっていました。暑さに負けない若者と外国人の活動力は大したものだと思いました。
スリランカフェスティバルを見るのは数年ぶりです。前回の記憶を辿ってみると「出店」の数が減っていて来場もそれほど多くなかったので、「スリランカフェステバル」人気は少し陰りがあるのかなと感じたことを思い出したのですが、今回2018版は出店数も多く、暑さにも関わらず来場者が多く活況を呈していることが印象的でした。
野外ステージではスリランカ伝統舞踊や賑やかなボリウッドダンス等が披露されていました。こうしたスリランカ文化紹介イベントについては来日スリランカ人は殆ど興味がないようです。スリランカファンの日本人の楽しみ方・在日スリランカ人の楽しみ方が「少しずれている」感じがします。いつまでも「キャンディダンス」でもないなと思いました。
スリランカではリベラルな「シリセーナ大統領」が任期6年の半分を経過しました。強権的なラジャパクサ前大統領の手法とは違って「漸進的」な経済改革が次第に実を結び始めているようです。前大統領の新中国路線も少しづつ修正されているようです。しかし中国の圧力やら内戦後の民族対立融和、そして内戦で破壊された北部・東部地域の復興、被害を負ったタミール人支援は簡単には進まないようです。
| 2018年07月30日(月) |
ウィーンフィルシェーンブルン城コンサート |
今朝(昨日深夜)NHKBSで放送されたプレミアムシアター「ウィーンフィルシェーンブルン城」コンサート模様を早速見てみました。今年の指揮者はワレリー・ゲルギエフ、ゲストとしてソプラノのネトレプコが呼ばれました。ネトレプコの人気もあってかショーンブルク城の会場は近年にない大勢の聴衆で埋まりました。昨年は指揮者がエッシェンバッハなのでかなりエキセントリックなコンサートとなったのですが、ゲルギエフが指揮をするのでネトレプコ共々楽しみなコンサートとなりました。曲目は以下のとおりでした。「イタリアに因んだ」曲が演奏されたのですが、総じて水準が高く、夏の風物詩として極上の音楽会だったと思います。
1.歌劇「ウィリアム・テル」 序曲より 2.歌劇「運命の力」 序曲 3.歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」より アリア「私は創造の神の慎ましい侍女です」 4.歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」 間奏曲 5.歌劇「アイーダ」 凱旋行進曲とバレエ音楽 6.バレエ「白鳥の湖」作品20より 第3幕 第22曲「ナポリの踊り」 7.バレエ「ロメオとジュリエット」作品64bより「モンタギュー家とキャピュレット家」 8.歌劇「トスカ」より アリア「私は歌に生き、恋に生き」 (トスカ) 9.歌劇「マノン・レスコー」 間奏曲 10.歌劇「道化師」より アリア「あの大空で囀っている」(鳥の歌) (ネッダ) 11.歌劇「ジャンニ・スキッキ」より アリア「ねえ! やさしいおとう様」 (ラウレッタ) 12.フローレンス行進曲 作品214 13.ワルツ「ウィーン気質」 作品354
ソプラノ:アンナ・ネトレプコ 演 奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指 揮:ワレリー・ゲルギエフ 収 録:2018年5月31日 収録場所:ウィーン、シェーンブルン宮殿
今回のプログラムは素晴らしい選曲だと思いました。イタリア人作曲家・イタリア各地を題材にした曲目で、ドイツ・オーストリアのクラシック音楽とは違った魅力たっぷりでした。そして演奏は非常に明るく感じで「ポジティブさ」を存分に感じました。これは「ゲルギエフ・ネトレプコ・イタリア」が旨く絡み合った成果だと思いました。カバレリアルスティカーナ・マノンレスコーの両間奏曲は、「破滅・絶望」を強調する演奏ではなく、カラッとした「明るい雰囲気」で演奏されました。これらは大変洒脱だと思いました。
ネトレプコ・ゲルギエフの二人はこの後2週間後の6月14日にモスクワ赤の広場で行われたワールドカップサッカーガラコンサートに出演したのでした。こちらも素晴らしかったですが、今日のシェーンブルンはネトレプコの素晴らしさが際立っていたと思います。ネトレプコは若い頃のスリムな容姿から中年の豊満な体形に移行し、ソプラノの声は清新な声から厚く・円熟した声に変わってきました。その延長線を想像することはファンにとってかなり「辛い」ことでしたが、今日はその傾向はやや後退し、第一人者の自信にあふれた充実した声を聴くことができました。「ネトレプコ」が「ネトレプコデラックス」となって新しい魅力を発しているようでした。
別所沼に今年2回目の「鴨親子」登場です。昨日の朝に出会っていたのですが携帯・デジカメを準備していなかったので撮影できなかったのでした。今日デジカメを持って行って撮影に成功しました。昨日と同じく7羽の「小鴨」がいました。昨日一日はカラスの襲撃から身を守ることができたようです。

昨日は孵化後間もないので親鳥にくっついて泳いでいましたが、一日経つと随分活動的になって小さいのに親から随分離れていました。小さい小鴨が活動的になって親から離れると「カラスの襲撃」に合い易い恰好の標的になってしまいます。今回の「親子」の生末が心配です。
ロシアサッカーワールドカップは「フランス×クロアチア」の決勝戦が行われ、フランスが「4×2」でクロアチアを破り二回目の優勝を果たしました。クロアチアは攻撃力・個人の技術ではフランスを上回っていたように思えますが、組織的な守備と「突破・速攻」戦術でフランスが優れていたと思います。それが得点差に表れたと思います。
決勝戦に残ったフランス・クロアチアに加えて、3位になったベルギーの3チームは実力が頭抜けていたと思います。こうした新鮮なチームが気合の入った試合を展開していたので非常に見応えのある試合が多かったと思います。日本代表は決勝リーグには進みましたが、まだまだ優勝を目座すところまでは行っていません。暫くしてJリーグが再開します。 ワールドカップは刺激となるでしょうか。
| 2018年07月13日(金) |
「あぶら蝉」「みんみん蝉」が鳴かない。 |
6月末に気象庁は梅雨明け宣言をしました。その後西日本は豪雨で大災害となりましたが、関東地方はほぼ「夏日」が続いています。昨日は少し暑さが和らぎましたがほぼ連日猛暑日が続いています。
しかし「あぶら蝉」「みんんみん蝉」が鳴きません。別所沼ではもっぱら「ニイニイ蝉」のが鳴いています。数日前の早朝「みんみん蝉」の声を聴きましたが暫くすると止んでしまいました。本格的に「鳴き競争」とする状態には程遠く「遠慮がち」な感じでした。猛暑が続いでいるのに「あぶら蝉」「みんみん蝉」が鳴かないのは変な感じです。
| 2018年07月12日(木) |
歯医者さんへ行った、サッカー準決勝 |
右奥歯(上下)の調子和悪くて歯間ブラシで磨くとかなり出血する状態が続いていました。歯磨きだけでは修復できないだろうと思って今日武蔵浦和駅前の歯医者さんに行ってみました。最近出来たタワーマンションに入居している歯医者さんです。診察は10時からだというのですが、9時過ぎに電話したところ電話受付してくださり、今日の診察の可能ということなので早速出かけました。
先生曰く「大分「歯石」が溜まっているのでまず患部の歯石を取りましょう」。ということでガリガリ歯石を削っていただきました。その際に歯茎から大分出血もしたみたいです。悪い歯石を取っての出血なので傷が治癒すれば「痛み」はなくなるでしょう」とのことでした。来週もう一度歯石掃除をしていただくことになりました。
ところで早朝におこなっわれたロシアワールドカップ準決勝の結果、決勝はフランスとクロアチアで戦われることになりました。フランスはベルギーを破り、クロアチアはイングランドを破りました。「クロアチア×イングランド」の試合を観ましたが、クロアチアの「根性」はたいしたものだと思いました。クロアチアは若くはないですが「黄金世代選手」が集まっているのだそうです。抜きん出た選手は「技・スピード」だけではなくチームのために献身的に最後まで走り回る力を持っていることが分かります。フランスとの決勝戦が楽しみです。
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