KENの日記
 < 過去  INDEX  未来 >

2018年06月10日(日) イベント間近

6月12日のシンガポールにおける「米朝首脳会談」に向けて、北朝鮮の金正恩委員長とトランプ米大統領がシンガポールに入りました。首脳会談はシンガポールのセントーサ島で行われることになっています。シンガポール南部の島なので警備に便利なのだと思います。巨大なマーライオンがあることでも有名です。北朝鮮の非核化は一回の首脳会談で解決するとは思えません。日本が北朝鮮経済支援で金を出さなければならない状況には変わりがありませんが、できるだけ有効に使って欲しいものです。


セントーサ島のマーライオン

6月15日からはサッカーワールドカップがロシアで始まります。Hグループの日本の試合以下となります。これを勝ち抜くと7月に入って決勝トーナメントに進むことになります。決勝進出はかなり難しいと思われますが・・・。

日本×コロンビア 19日 21時から(モルドヴィアアリーナ)

日本×セネガル  25日  0時から(エカテリンブルグスタジアム)

日本×ポーランド 28日 23時から(ボルゴグラードアリーナ)



2018年06月07日(木) 誕生日にバロック音楽コンサート

「バロック音楽コンサート 「Con arco & pizzico」を聞いてきました。会場は千鳥ヶ淵のイタリア文化会館。演奏はイタリアから来日中の3人。興味深い音楽会でした。

演奏者
ハープシコード:ルイジ・アッカルド 
バロックチェロ:ニコラ・ブロヴェッリ
アーチリュート:ディェゴ・レヴァリチ

プログラム
フランチェスコ・ジェミニャーニ(1687-1762)Op.5より チェロと通奏低音のためのソナタ ニ短調
サント・ラピス(1699-1765)12のチェンバロソナタより 第3番 スピリトーゾ
ジョバンニ・ザンボーニ(1664-1721)リュート・ソナタ集より シャコンヌ
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741)チェロと通奏低音のためのソナタ 変ロ長調
サント・ラピス 12のチェンバロソナタより 第8番 アレグロ
ジョバンニ・ザンボーニ(1664-1721) リュート・ソナタ集より 第4番
サルバトーレ・ランツェッティ(1710-1780) Op.9より チェロと通奏低音のためのソナタ イ短調

ベートーベンとかモーツアルトとかよりずっと昔の音楽です。ルネサンス音楽から約100年くらい後の音楽となるようです。音楽でいうとルネサンス音楽はギリシャ・ローマの復興芸術ではありません。絵画・彫刻・文学などの文芸復興運動期に流行った音楽です。絵画・彫刻・文学分野におけるような巨匠芸術家や世界遺産的な作品はまだ生まれていません。そしてバロック期には楽器の改良・記譜法の統一化などで音楽芸術としてのインフラ整備が進み、音楽芸術が質・量ともに豊かになっていったものと考えられます。そして絵画・彫刻・文学には登場しまい音楽を表現する「演奏家」という新しい職業がしたのでした。当時の作曲家に「絶対音楽」という発想があったかどうかわかりません。今日聞いた音楽がどういうシチュエーションで作曲され・演奏されたのか想像することも困難です。因みに今日は私の63回目の誕生日でした。



2018年06月02日(土) シューベルトピアノソナタ第21番変ロ長調D960

武蔵浦和図書館からマウリツゥオ・ポリーニの演奏するシューベルトの後期ピアノソナタ集(19番・20番・21番)を借りてきて聞いています。この中で21番のピアノソナタは私にとって思い出深い作品です。久し振りに21番D960番を聞いてみて色々思いを巡らしたので記録しておきます。

この長大なソナタを最初に聞いたのはポリーニが二回目に来日したときのコンサートでした。1976年3月9日の上野文化会館大ホールは若き天才ピアニストの登場に期待する聴衆が超満員で異様な雰囲気だったことを覚えています。演奏曲目はシューベルトのD960のソナタとシューマンの交響的練習曲でした。ポリーニは1942年生まれなのでこの時34才です。シューベルトは32歳で亡くなりました。このD960を含む最後の3つのピアノソナタ は亡くなる2ヶ月前に作曲されたのでした。この時のポリーニはシューベルトがこの曲を作曲した歳とほぼ同じでした。

今回借りてきたD960は1987年6月の録音でポリーニ45歳の時の録音です。来日から約10年後の録音です。押しも押されぬ第一人者となっての録音です。この演奏を聴いて昔の感動を少し思い出しました。テクニックの冴は当たり前ですが、音の(特に重音)のすばらしさはすごいです。まるでオーケストラの弦楽器・管楽器・打楽器のように混じっていながら、それぞれの別な役割を果たしてるように引き分けられています。また奇を衒うようなところは全くなく生真面目に演奏されています。

家には音源として、ハスキル、リヒテル、ホロヴィッツの演奏があります。それぞれが個性的な演奏ですが、シューベルトの第21番D960に限ってはポリーニの演奏が私に一番「しっくり」くるような気がします。



2018年05月26日(土) 米朝首脳会談中止か

25日アメリカのトランプ大統領は6月12日に予定されていた「米朝首脳会談」を中止する旨発表しました。直接的には「北朝鮮がペンス副大統領を罵倒した」ことが理由だとのことですが、実際は「非核化」の考え方に差があり、北朝鮮が都合の良いように条件を付けようとしていることが原因だと思われます。

「北朝鮮」の非核化なのか「朝鮮半島」の非核化なのか、「CVID」の非核化なのか「段階的な」非核化なのか、今後も鍔迫り合いが」続くものと思われます。アメリカは一気に非核化するために、まず北朝鮮が保有する核爆弾をすべて国外に持ち出すとか、北朝鮮の核技術者を国外に移住させるとか非常にドラスティックな行動を想定しているようです。北朝鮮(金正恩)がどのように対応できるのかが「鍵」となります。

このトランプ大統領の発言を受けて、北朝鮮・韓国の南北首脳会談が急遽開催されました。北朝鮮にとっては「韓国」「中国」がPTAのような存在になってきているようようです。北朝鮮はPTAから十分に意見を聞いて冷静に対応して欲しいと思います。



2018年05月23日(水) 三浦謙司さんのピアノリサイタル

河合楽器の株主優待コンサートである「三浦謙司さん」のピアノリサイタルを渋谷区文化総合センタ大和田で聞いてきました。音楽会を聴く機会はそれほどないのですが音楽会に行く日は良く「雨天」に当たります。天気と音楽会の思い出として「濡れた傘」をどうしようか困った記憶が多くあります。今日も渋谷駅から会場までは雨脚の強い状況ででした。また埼京線から渋谷駅の会場のある「桜が丘」まで遠いのが困ったものです。将来的に埼京線を北側に移転する計画があるので仕方がないのは分かりますが、渋谷駅南側の埼京線ホームから「桜が丘」方面に出るためには、高速を再び潜るくらいまで北上迂回しなければなりません。 

今日の演奏者は「三浦謙司」さんで昨年行われた河合楽器が主催する第一回「Shigeru Kawai」ピアノコンクールの優勝者だそうです。当該コンクールはカワイ楽器のコンサートグランドピアノ「SK-EX」を使用して行われるようで今日のステージ上にもカワイの同型のグランドピアノが置かれていました。

演奏曲目は以下の通りでした。

リスト / コンソレーション 第1番 第2番 第3番
リスト / ピアノソナタ ロ短調

ショパン / マズルカ風ロンド ヘ長調 Op.5 
ショパン / 子守歌 変ニ長調 Op.57
ショパン / ピアノソナタ 第3番 ロ短調 Op.58

アンコール
ドビュッシー / 夢
スクリャービン / エチュードOp8−12
ガーシュイン / ラプソディーインブルー

リストとショパンのソナタを並べた重量級のプログラムでした。さすがコンクール優勝者ということで「指」は回るし音楽は大変活気にあふれたものだったと思います。またカワイのピアノを鳴らすことを得意としているように思えました。そのカワイのピアノですが、ペダリングか筐体の理由かわかりませんが、「重音」が多いと「如何にも多くの音が鳴っている」感じに聞こえます。特にリストのソナタでは気になりました。また前半のプログラムでペダルで伸ばした音の最後に消える直前に何カ所か「余分な共鳴音」が聞こえました。何回かこれを聞くと次の同様なパッセージでは今度は大丈夫かと心配になって音楽に没入できませんでした。

以前にショパンコンクールにおける選定ピアノを巡るピアノメーカーの「競争」の番組を見たことがありますが、ショパンコンクールでもそうですがやはり「スタインウェイ」が選ばれている状況は今でもあまり変わらないようです。スタインウェイの華やかで切れ味するどい乾燥した音に慣れた耳には、カワイのグランドは耳慣れない音と聞こえました。

カワイの主催するピアノコンクールは「Shigeru Kawai国際コンクール」だそうですが、日本で新たにピアノコンクールを始めるにあたっては少し残念な感想を持ちました。京セラ稲盛さんの作った「京都賞」では賞の名称にだいぶ工夫されたようですが、コンクールがこれからずっと継続し権威がどんどん高まっていくことを想定すると、コンクールの名称は「音楽家名」とか「地名」とかもっと「一般的」なものにして置くべきだったと思いました。



2018年05月18日(金) 日大アメフト部の対応?

5月6日味の素スタジアムの競技場で行われた日本大学と関西学院大学の定期戦において,日本大学の選手による悪質な反則行為がありました。日本大学の当該選手はその後も反則を繰り返し退場処分を受けました。一方被害にあった関西学院大学ののクオーターバックの選手は怪我をして退場しました。

日大関係者の話では試合前に監督・コーチから関西学院大学のクォーターバックを怪我をさせろとの指示があったという証言があります。反則行為が鮮明に映ったビデオテープからは日大の選手が確信犯的に反則行為を犯している状況が見て取れます。この反則行為に関する「日本大学」の対応が適切でなかったことから問題は更に大きくなってきています。日本大学のアメフト部関係者・日本大学体育会・理事会・教授会・学生・卒業生は現在の日本大学のアメフト部の首脳陣の対応を看過しておいて良いのでしょうか。

昨年秋に大相撲で日馬富士の暴力事件が世間を騒がせ、続いて女子アマチュアレスリング協会のパワハラ事件、今回の学生アメフト協議における悪質な反則行為が続きました。それぞれの事件において競技団体・統括団体の対応に不可解な点が見受けられました。ラグビーワールドカップ・東京オリンピックを控えているだけにスポーツ団体は原点に戻って点検してみる必要がありそうです。



2018年05月16日(水) ラマダン入り

2018年の「ラマダン」が5月15日(火)から始まり最終日は6月14日(木)となります。イスラム教徒にとってはイスラム教の教えを思い出す断食月「ラマダン」は大変重要なものです。

宗教の坩堝のようなムンバイで暮らしてみて他人の宗教への理解・思いやりが大切だということを知りました。ラマダン期間中に「断食」に順ずるような「差し控え」を実践するヒンズー教徒が周囲に何人かいました。イスラム教徒もヒンズー教の祭礼を楽しむところを見ました。お互い他人の宗教を認めルことは勿論、他の宗教徒は戒律を守ろうとする姿を「羨ましく」思っているように見えました。

日本ではクリスマスのような「楽しみ」の部分は柔軟に生活に取り入れます。「断食」のような儀式はとても生活に取り入れることはできませんが、「ラマダン」期間には「肉食を控える」とか、「酒・たばこ」を控えるとか、自分に制約を課すような風習を取り入れることは可能ではないでしょうか。スリランカのスーパーマーケットでは「満月の日」はアルコール販売コーナーは閉鎖されていました。

サッカーワールドカップロシア大会は6月15日から始まります。最初の試合は6月15日のロシア対サウジアラビアです。ラマダン明けなのでサウジアラビアの選手の体力が気に掛かるところです。ラマダン中ではないことがせめてもの救いです。開催国ロシアが所属するAグループには「エジプト」「サウジアラビア」がいます。またBグループには「モロッコ」「イラン」がいます。最初から試合のあるABグループにイスラム教の国が多く入ったのは少し可哀そうです。



2018年05月12日(土) 武蔵浦和図書館「新サービス」

武蔵浦和図書館(さいたま市図書館)では5月9日からインターネット音楽配信データベース「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」を導入されました。音楽聴取希望者には図書館から2週間有効の「ID」「パスワード」が貸与されます。これらを利用してサイトにアクセスすると180万曲に上る音楽データベースから音楽を聴く(ストリーミング)ことができます。早速「ID」「パスワード」を貰ってきました。

「ストリーミングサービス」なので音楽ファイル自体を自分のパソコンにダウンロードすることはできませんが、ナクソスの誇る膨大な音源をパソコン・スマホを通して聞くことができます。手に入りにくい発売終了となっている昔のCD音源をかなり効くことができることが分かりました。

早速試しに、ハイフェッツ・プリムローズの「協奏交響曲」を聞いてみました。YouTubeでも同じ音源を聞くことができますが、音質てはナクソスが優れていると感じました。昔の名人の演奏を手軽に聞くことができるのは大変幸せなことだと思います。

モーツァルト「協奏交響曲」(in Es,K.364)
ヤッシャ・ハイフェッツ - Jascha Heifetz (ヴァイオリン)
ウィリアム・プリムローズ - William Primrose (ヴィオラ)
RCAビクター交響楽団 - RCA Victor Symphony Orchestra
アイズラー・ソロモン - Izler Solomon (指揮)
録音: 1956, Studio Recording



2018年05月11日(金) 米朝首脳会談決定

トランプ大統領と金正恩朝鮮労働党委員長の米朝首脳会談は6月12日シンガポールで開催されることとなりました。これから一か月間首脳会談に向けた最後の条件闘争・ジャブの打ち合いが激しくなると思います。日本が「蚊帳の外」に置かれていることが大変気に掛かります。アメリカトランプ大統領はあくまでも「アメリカファースト」ですから。

6月14日(日本時間は6月15日)からロシアワールドカップが始まります。直前の監督交代でどのような選手選抜でどのような戦法で戦うのか不明ですが、サポーターの期待を裏切らない前向きなサッカーをやって欲しいと思います。



2018年05月06日(日) 別所沼ベビーブーム始まり



別所沼の今年のベビーブームが始まりました。今日朝の散歩で別所沼に行ってみると池の中ほどの浮島から出発した「バンの親子」が泳いでいました。近づいた段階で確認すると雛が5匹親鳥を追いながら泳いでいました。上の写真がその様子です。(妻がスマホで撮影)

昨年の日記をチェックしてみると昨年も5月6日に別所沼に「雛」が表れていました。バンの親が去年のカップルと同一かどうかわかりませんが、シーズンとしては「バンの雛誕生」は毎年同じ時期のようです。「バン」は「カルガモ」より攻撃力があるようなので無事に育つ可能性は大きいです。暫くは「雛」のことが気になる散歩となります。




Ken [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加