| 2018年02月09日(金) |
平昌オリンピック開幕 |
一部の競技は既に始まっていますが今日平昌オリンピックの開会式が行われました。日本と時差のない「平昌」なので日本の放送時間と同じなのでライブ映像をテレビで見ることができました。開会式は開催ごとに様々な工夫がなされていますが、少し冗長な感じもします。今回は天井のない会場で開会式が行われたために極寒の中で長時間の開会式は大変だったと思います。
屋内で式典を行わないのは式典の演出が大きく影響している感じがします。例えばドローーンを活用した映像とか、屋外各所で打ち上げられる花火とのコラボとか会場内に留まらないアイデアが沢山あるからのようだと思います。スポーツの祭典がいつの間にかエンターテインメントの祭典になっているようです。
開会式で一番印象に残ったのは「オリンピック賛歌の独唱」でした。今回は韓国の若手ソプラノ歌手の「スミ・ファン(Sumi Whang)」さんが歌い上げました。ネットでは韓国のベテラン歌手の「スミ・ジョーさん」が歌うという記事がありましたが、本番は若手の「Sumi Whang」のとなりました。スミさんの歌は大変に気品のある、力強い「賛歌」だったと思います。
「スミ・ファン」さんは1986年生まれの32歳。国民的歌手の「スミ・ジョー」さんが1962年生まれの55歳なので大分世代が違います。スミ・ファンさんは2014年のベルギーで行われているエリザベート王妃音楽コンクールで優勝し、ドイツのボン歌劇場と契約しました。現在ボンを拠点に活躍中です。これからの活躍が楽しみなソプラノ歌手を発見した思いです。
「スミ・ファン」さんのネットでの話題を見ていて一つ気になりました。彼女はピアニストの「ヘルムート・ドイッチュ」とペアを組んで歌曲のリサイタルを開いているようです。ヘルムート・ドイッチュというと日本人ソプラノの「鮫島由美子」さんの旦那さんではなかったかしら。若くて美人のソプラノ歌手をサポートするのが得意のようです。
2月第二週の株式市場は大変動が続いています。
5日月曜日の東京株式市場日経平均は先週末に比べて「592円安」の大暴落。そして6日火曜日は「1071円」の大暴落でした。6日の取引途中では一時「1600円」を超える大暴落となりました。昨日7日は午前中は一時「700円」を超える値上がりを見せましたが午後になり売りが入って終値ではギリギリプラスの「35円高」となりました。
昨年暮れからの株価上昇局面は2018年に入って更に確実に持続するかの見えていましたが2月第二週で「戻り」が入りました。しかし、今週は平昌オリンピックが始まるし、夏にはサッカーワールドカップが開催されるなど賑やかな話題が続きます。北朝鮮・中東等で大きな問題が生じない限り基本的な社会活動には明るい材料が多いと思います。
| 2018年02月06日(火) |
フェリアーの歌曲音源をITUNEへ収容 |
妻の「助け」を借りて「ユーチューブ」で見つけたキャサリーン・フェリアーのエジンバラ音楽祭での歌曲リサイタルの動画ファイルから音声ファイルを取り出し、「ITUNE」に音声ファイルを格納しました。かなり前に買ったCD音源から同一の内容のファイルはITUNEに入れてあるのですが、YOUTUBE上の音源の方が雑音が少なく聞きやすいのです。こちらは古いマスターテープから最新技術で音楽情報を取り出したもののようです。
まず以前ダウンロードしておいた「4Kビデオダウンローダー」でネット上からリサイタルの動画ファイルをMP4形式で取り出しました。このファイルから「音声ファイル」を取り出し、その音声ファイルを曲毎に分割して「ITUNE」に入れるという段取りです。
まず「エコデコツール」を使ってMP4ビデオファイルから音声ファイルを取り出しました。ファイル形式は音質が良いということで「wav」にしました。CD音源が無いのでできるだけ良い音質のファイルが欲しかったからです。次の「WAVEWZ」というソフト「wav」ファイルを曲ごとに分割しました。この分割に際してはYOUTUBEに曲順に録音時間データがあったので音源を聞かずに分割時間データを入力することができました。その曲毎のファイルを「ITUNE」に取り込んで「ITUNE」上で曲毎のデータを入力して終了です。聞きたい曲が一発で聞けるようになりました。
| 2018年02月05日(月) |
「月夜の音楽の贈り物」 |
武蔵浦和駅前にある「武蔵浦和コミュニセンター多目的ホール」で行われたアンサンブル音楽会を聞いてみました。演奏は「さいたま月曜吹奏楽団」のメンバーと吹奏楽団の指導をされているプロの音楽家の先生方でした。「サイタマ月曜吹奏楽団」は土・日に仕事のある方々が月曜の夜に集まって音楽活動をしている楽団です。月曜の夜遅くなるのは大変だと思いますが、練習場確保は比較的容易なのではないかと想像されます。
演奏曲目
1.リコーダーアンサンブル 二重奏「トランペットのメヌエット」(M.プラヴェ) 三重奏「アルプス組曲」から2曲(B.ブリテン) 四重奏「マヨネーズ第二番」(栗原正巳)
2.アルトサックス・ドラム・ピアノトリオ 「Twilight in Upper West」(和泉宏隆)
3.喫寒四重奏 「7つの幻想曲より「Farewell」」(横井昴也」
4.木管五重奏 「novelette」(F.プーランク) 「When Johnny Comes Marching Home」(P.ギルモア、加藤貴行)
5.トロンボーン5重奏 「古都三景」より鎌倉紫陽花咲く寺にて(高嶋圭子)
6.ホルン五重奏 「五本のホルンのための小組曲よりFinale(E.ゼイフリート)
7.ホルンカルテット 「サンク・ヌーヴェル」より(J.クーチール)
8.ホルン合同演奏(四重奏) 「ウィーンの森の牧歌と狩人の喜び」(R.ヒューバー)
9.ピアノ独奏(直江 香世子) 戦場のメリークリスマス、ぽっぽや
10.ホルン・ピアノ 「ユダヤ民謡「我が主よ」」、浜辺の歌
11.ハープ独奏 「引き潮」(F.チャックスフィールド)
12.ホルン・ハープ 「ホルンとハープのための夜想曲」(F.デュベルノア)
13.アンコール 「日曜はだめよ」「80日間世界一周」
音楽会後半は吹奏楽団の指導にあてっている先生方等の演奏がありました。楽団指揮者でホルン演奏家の「古野淳」さんとピアノの直江佳世子さん、ハープの奥田恭子さんが演奏されました。直江さんは坂本龍一の曲を二曲演奏されましたが、和音の残響を慈しむような演奏で大変心地よい演奏でした。大雪の後の夜に相応しい選曲です。
また古野のホルンの折り目正しく洗練された演奏に心を奪われました。高音から低音までのホルンの鳴り具合をはじめ、長いフレーズ、上質なタンギング、繊細なバルブ操作など音楽(音)に対する真摯な取り組みは大変印象深いものでした。まためったに聞くことのできない本物のハープソロは貴重な演奏だったと思います。遠くからハープを持ち込み事さえ大変だろうなと想像されました(入場無料のコンサートです)。
こうしたプロの演奏家の演奏に加えて、アマチュアが練習時間の少ない中で発表会をするのは大変だろうなと思いました。自分達で楽しむレベルから「他人を楽しませるレベル」に上達するのは大変なことだろうとつくづく感じた演奏会でした。
昨日は節分。「鬼は外・福は内」の伝統的な「豆撒き」に加えて、「恵方巻」の販売合戦が行われました。退職後スーパーに行く機会が大幅に増えたので、昨今の野菜の高騰に驚くとともに、節分の「恵方巻販売合戦」の異常さが目につきました。これにセブンイレブンを筆頭にコンビニ業界も参入しているのですからひどい状況だと思います。
「生もの」の恵方巻は3日の夜までに販売しなければ廃棄となると思います。早朝に立ち寄った近くのコンビニでは「恵方巻」は撤去されていました。娘は土曜日の夜にスーパーで「100円」に値下げされた「恵方巻」を買ったと言っていました。どこのスーパーでも大量に準備したと思われますので、売れずに廃棄された「恵方巻」の量はかなりに上ると思われます。
白菜が一玉「500円以上」するほど野菜が高騰しているので消費者は食品価格に敏感になっています。そんな中での「恵方巻騒動」は食品業界に対する消費者の信頼を揺るがす事態になりかねません。良識を持ってほしいと思いました。
新平家物語第二巻読了後、第三巻を予約し・留め置きしておいてもらっていたのですが25日日曜日にピックアップできず、そのまま武蔵浦和図書館は一週間の臨時休館に入ってしまいました。第二巻前半で「保元の乱」始末が記載されていて「崇徳上皇」が讃岐配流となります。昨年10月に歩いた四国坂出の遍路道の記憶を頼りにして崇徳上皇の讃岐での足跡を書き留めておきます。
崇徳上皇の人生 1119年 御誕生。 1123年 4歳で崇徳天皇としして即位(鳥羽上皇院政) 1142年 近衛天皇即位(4歳)(鳥羽法皇院政) 1155年 近衛g天皇崩御、後白河天皇が即位(崇徳天皇の弟) 1156年 鳥羽法皇が死去(7月)、保元の乱がおこる(7月) 崇徳天皇が讃岐に配流される(37歳) 1164年 崇徳上皇死去(46歳)
崇徳上皇は保元の乱で敗れてごく少数の女官と讃岐に配流されました。新平家物語では1956年7月23日過ぎに伏見・淀の港を出発して、8月15日頃讃岐の松山の港に着いたとしています。なお、「松山の津(港)」への上陸に先立って崇徳上皇一行は瀬戸内海の「直島」で暫く滞在したとも伝えられています。
「松山の津」は讃岐の国府から瀬戸内海に繋がる街道の海の玄関口となっていたようです。この街道はその中心を「綾川」が流れていて、国道11号線、県道33号、JR予讃線が通っています。四国に上陸した上皇はまず「雲井」の「長命寺」に3年間滞在されました。この間に更に南の讃岐国府近くに上皇の正式な滞在場所が建築されたようです。
「雲井」に近いJR駅が「八十場」です。この八十場には1164年8月に崩御された崇徳上皇の遺体が一時浸して保管されたという「八十場の泉」があります。「八十場の泉」を過ぎると、没後崇徳上皇が祀られたという「天皇寺(高照院)第79番札所)」があります。
この辺りの四国遍路道には第79番札所天皇寺から二つの遍路道があり、歩き遍路は自分の脚力・日程を考慮してどちらかを選ぶことになります。
一つは順番通りに第80番讃岐国分寺を目指す遍路道で、綾川に沿って南下していって旧讃岐国府付近を通り「南海道綾坂峠」を越えて第80番讃岐国分寺に向かう道です。このルートを通ると讃岐国府とかその近くにある崇徳上皇が「雲井」から移られて余生を送った「鼓岡御所跡」などがあり、嘗ての崇徳上皇讃岐配流場所を偲ぶことができます。途中にJR鴨川駅がありますが、その名称は崇徳上皇が京都を懐かしんで「綾川」を「鴨川」とよんだことがその由来となっているそうです。私はこのルートを通りました。
もう一つは第79番天皇寺のあと東に向けて歩き「雲井」を抜けて第81番白峰寺に向かう道です。こちらの道は80番国分寺から第81番白峰寺までの急坂を「下り」で降りることができます。第81番白峰寺には崇徳上皇の廟や鼓岡御所の建物を移築した「頓證寺」があります。こちらの遍路道を通ると、崇徳上皇が3年間滞在した「雲井御所跡」や四国上陸地の「松山の津跡」を通過していくことになります。
この二つの遍路道は両方とも歩いてみたい道です。再び四国を歩き機会が持てたら是非別な道を歩いてみたいと思います。
| 2018年01月28日(日) |
「ルッカを知る」研究会 |
「ルッカを知る」研究会で「蝶々夫人」が取り上げられるというので、国立市の「くにたち市民芸術ホールに行って公演を聞いてきました。この催しは「国立市の桜」を世界に広める活動をしている「日伊櫻の会」とルッカ市と姉妹都市提携を目指す「国立市」の共催で行われていて、第三回はルッカ出身の「プッチーニ」に焦点が当てられ、日本との関わりの深いオペラ「蝶々夫人」を題材にして、国立音楽大学の「下原千恵子」さんの講演と「蝶々夫人」から幾つかの場面のアリアが演奏されました。
ルッカはイタリアトスカーナ州の小都市でピサの北東30Km位の場所あります。写真で見る限り古い城壁に囲まれた昔そのままの町並みを残している美しい町です。プッチーニはそのルッカの教会音楽家の家に生まれました。小さい頃から音楽の才能を発揮していたようですが、1876年18歳の時にピサで行われたヴェルディの「アイーダ」公演を聞いてオペラ作曲家になることを決意してミラノ音楽院で音楽を学び多くのオペラを作曲しました。当時ヨーロッパでは東洋ブームをあって長崎を舞台にした「蝶々夫人」を作曲しました。プッチーニの「蝶々夫人」がイタリアオペラとして大成功したことは、当時も今も日本にとって非常に有難いことだと思います。
「蝶々夫人」は以下の曲が演奏されました。
第一幕 「何と美しい大空、何と美しい海原」 「かわいがってくださいね」 第二幕 「イザナギ・イザナミ、ある晴れた日に」 「迎砲の音、蝶々夫人とスズキの二重唱」 「ハミングコーラス」 第三幕 「さらば愛の家」 「名誉を守ることが出来なければ」
ソプラノ:相楽和子、テノール:鹿内芳仁、スズキ:中村春美、ピアノ:星野安彦、 演出:原純、解説・進行:下原千恵子 会場:くにたち市民芸術小ホール
ソプラノの相楽さんは9月にイタリア文化会館で聞いた方です。今回は妻の職場関連で「日伊櫻の会」繋がりからこの催しを知ったのですが、9月に聞いた「相楽さん」の登場ということで遥々国立まで聞きに行ったというわけです。
「相楽」さんのソプラノはとてもバランスが良くて期待通りの歌でした。これからの活躍が楽しみです。スズキを歌った中村さんもとてもしっかりしたメゾソプラノだと思いました。この水準の「歌」を聞くことができる機会はそれほど多くはないと思いますので貴重な演奏会だったと思います。但し歌の開設はあったものの「歌詞」はイタリア語なので細かい内容は把握できません。日本語訳の菓子カードでも配ってくると歌をもっと良く知ることができたと思いました。
今朝の「さいたま市」の気温は零下9.8度まで冷え込みました。一昨日に零下8.6度まで下がり観測史上二番目の寒さを記録したのですが、今日あっさりとその記録を抜き去り観測史上最も低い気温を記録しました。因みにさいたま市のアメダス観測所は埼玉大学の北西の広々とした荒川河川敷近くにあります。
ここ3日間のさいたまの気温は東京・群馬・栃木よりずっと寒く関東では断トツの寒さを記録しています。ネット情報では、さいたま市は北関東に影響する「空っ風」のフェーン現象による気温上昇の影響が無く、神奈川・千葉・東京区部の「海水」の保温効果の影響も少ない。一方この時期東京と同様に雲もない晴天(夜間も)が続くためにグングン放射冷却していくようです。さいたま市近辺だけが放射冷却の気温低下を緩和する緩衝効果がないようです。

写真は今朝太陽が昇る前の「別所沼」の様子です。沼の南側部分は「氷」が張っています。この表面の氷に積利残った雪片を投げると、雪が氷にバウンドする時と、雪片は氷の上の滑って行くときに大変特徴的な「音」を発生します。大きな雪片を投げ入れると氷が割れてしまい「音」はしません。大人も含め別所沼公演の散歩客の多くが雪片を投げ入れたようです。オリンピックの「カーリング」の原点はこの「氷上雪片投げ」だと思いました。
昨日午後あたりから降り始めた「雪」は昨晩から朝方まで降り続き関東地方は大雪となりました。天気予報は早くからこの大雪を予想して居て注意を促していました。不要不急の外出は控え、通勤客も大雪の影響を最小限に抑えるよう夫々で工夫したようです。鉄道はかなり準備して備えたようですが、車は一般道・高速道路を含めて準備・対策が十分でなった感があります。
チェーン・スタッドレスでも車両はスピードを出せないし坂道ではスリップします。橋の前後の坂道、高速道路のトンネルの出入り口など車両が閊えてしまった場所は考えれば対策がとれる場所だと思います。問題は車両を運転する人の情報収集能力と備えをすかどうかに掛かっているようです。午前中マンションの通路・階段・周りの道路の「雪かき」をしました。以前東日本大震災のボランティアのために購入した頑丈な「長靴」が役に立ちました。今晩溶けかけた雪が凍ると明日の朝は再び交通に影響が出そうです。
| 2018年01月21日(日) |
ジョルダン・梶本大進のメンデルスゾーン |
NHK教育テレビで昨年来日したウィーン交響楽団の演奏会模様を聞きました。時々テレビから離れることがありましたが、興味深い音楽だったので結構引きこまれました。演奏内容は下記のの通りです。
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64 (ヴァイオリン:樫本大進) マーラー:交響曲 第1番「巨人」ニ長調 演奏:ウィーン交響楽団 指揮:フィリップ・ジョルダン 2017年12月1日(金)、サントリーホールで収録
まず梶本大進のソロが素晴らしかったです。ベルリンフィルでのコンサートマスターの仕事が大変役立っているように思われました。ソリストとしてオーケストラとの距離感が非常に心地よく保たれていました。ソリストの人柄とか音楽性が非常に明るく・前向きなので自然に音楽が温かくなるようです。
ウィーン交響楽団の伴奏も「これもウィーン風」なのだと思わせる独特の雰囲気があります。ウィーンフィルに比べるとどこか朴訥とした華やかさに乏しい音色ですが、それをあえて伝統とすることによって魅力的な音楽になっていると思いました。マーラーも鋭さには欠けますが不思議な「本場感」があって興味深かったです。
メンデルスゾーンもマーラーも指揮の「フィリップ・ジョルダン」とオーケストラ・ソリストとの相性の良さを示していると思いました。二世指揮者(父はアルミン・ジョルダン)の良い面として「育ちの良さ」がありますが、フィリップ・ジョルダンはそれを十分に生かしていると思いました。
フィリップ・ジョルダンは2020年からウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任することが決まっています。このポストは「メスト」が辞めてから空席だったようですが、ジョルダンに白羽の矢が立ちました。今年ベルリンフィルシェフに就任する「ペトレンコ」と共に音楽界にどんな新風を吹き込むのか興味津々です。
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